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東大合格者数の季節2013「12」 渋幕、逗子開成 東大合格者増の本当の理由???

☆サンデー毎日(2013.3.31)の入試速報の記事の中で、渋幕と逗子開成の先生にインタビューしたその断片が載っている。

☆渋幕の先生は、

「1998年に初めて2桁の合格者となる12人を送り出して以降、東大が一握りの生徒が目指す大学から、身近な大学に変わったことが大きいと思います。志望者が増えて教員も東大の入試問題を解いて分析し、東大受験者に答案を再現してもらい、それを採点するというようなことも行っています。入試研究が合格者増につながった面もあります」

☆本当にそう言ったのだろうか。もし本当だとしたら、サプライズである。これが企業や国家だったらたいへんなことだ。自調自考とかノーブレス・オブリージュのひとかけらもないからだ。これでは、学校の理念と現場は乖離しているということを言っている、いや言わされているのではないか。

☆ここまで東大を貶めなくてもよいのではないか。受験のための受験として東大に入ることを目的として教育して、東大にはいるでは、グローバル人材育成のリーダーシップを発揮しようとしている東大のコンセプトとも違う。

☆東大の入試問題は学問の最先端の成果を背景として考える問題を出題しているから、東大の問題をトリガーに学問の背景にまでせまる教育を工夫している先生方が多いから、結果的にそれが合格実績につながったとおっしゃったはずだ。それを先述のような表現をするから、大学受験の意味が軽んじられる。

☆どうせ意味を付与するのであれば、受験生が未来を描く契機となるような意味づけをしたほうがよいだろう。ジャーナリズムの責任というのがあるのではないか。

☆逗子開成も

「今までの教育内容、教材、シラバスなどの見直しを気持ちを新たに進めてきましたが、その成果が出たと思います。5教科のバランスを考えた指導を行い、生徒にとって東大を受けることが特別なことではなくなってきたことも、合格者が大きく増えた理由かもしれない」

☆本当にこのようなことを言ったのだろうか。それとも受験ジャーナリズムに対するリップサービスなのか?逗子開成のような私立学校が、こんな志の低いトークをするはずがないのである。

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