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東大合格者数の季節2013「14」 なぜ東大・一橋・東工大・早慶上智でなければならないのか?

☆東大、京大、一橋、東工大、早慶上理の各大学の合格者数のランキング30位以内に占める私立学校数の割合をだしてみた。

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☆これ以外の国立大学は、圧倒的に公立学校が多いのは言うまでもない。私立大学も、早稲田、慶応、上智以外は同じ傾向。

☆私立学校出身者が少ないということは、教育制度上同質の人材が集結していると言える。私立学校は建学の精神が異なるから、それぞれの私立学校の独自性を卒業生は反映する。それゆえ、私立学校出身者がたくさんいる大学は、多様性があるともいえる。

☆しかし、経済的には富裕層が多いから、社会構造上は同質かもしれない。よってグローバルな視点からはまだまだ多様ではない。

☆結果、国内の大学で、視野を広め多角的に考える力を身に着けようと思ったら、東大、一橋、東工大、早稲田、慶応、上智にいくのが望ましい。あるいは国際教養大学のようなタイプの大学を選択するのが望ましい。

☆さらに、本当の意味でグローバル人材として生きて行こうとするならば、海外大学に進学するのが望ましい。

☆進路指導を戦略的キャリアデザインとしてプログラムを組み立ている私立学校を選択せざるを得ない時代がやってきたのではないか。MARCHというカテゴリーにこだわっている学校は、多様性やグローバリゼーションというキャリアデザインの面からはもはや論外であると言わねばならないのかもしれない。そこは公立学校に任せればよいのである。

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