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富士見丘学園の教育の質 見える化

☆今年度から、富士見丘は土曜の授業や講座をさらに充実。たんに量と質を豊かにするというより、教育イノベーションをという感覚。これについてはすでに述べた

☆この教育イノベーションとは、英語とかICTを活用するということは大前提で、もっと才能開発そのもののイノベーションである。

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☆同学園の教育の質の高さは、ロンドン大学キングズカレッジやオーストラリアのクイーンズランド大学、UAE(アラブ首長国連邦)の大学などとの提携や交流に裏付けられている。

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☆しかし、そのあまりに破格な教育に、大学受験教育がすべてだと思ってきた私たちには、理解域を超えてきたのが、今までである。しかし、それではいかにももったいない。

☆そこで、中学に入学したとたんに、考えるコトをいかに重視してきたか、その学びを見える化し、多くの人と大切な中学生のころの本物の学びを共有しようと「中学生のための哲学教室」を開設した。この哲学教室は、いわばサンデル教授の哲学授業である。中学生でもプログラムの創意工夫によって、十分に楽しめるし、すでにそのような教育が行われてきていたのだ。それを見える化した。

富士見丘学園 学ぶコトは考えるコト(1)

富士見丘学園 学ぶコトは考えるコト(2)

富士見丘学園 学ぶコトは考えるコト(3)

☆内容に関しては、上記のリンクのページをご覧いただきたい。ここで大事なことは、中学のうちに、考える「型」というものが、内面化される学びのプログラムがあるということなのだ。ともすれば中学という大事な時間を、知識を憶えるための時間としていることが多い中で、富士見丘は思考力を育てているといえよう。

☆なぜそういう教育かというと、グローバル教育がビジョンにあるからである。グローバル教育だから、もちろん英語にも力を入れているが、世界に通用する人材育成には、英語は大前提で、さらに思考力を養っておくことが必要だということなのである。

☆そして、自問自答はやがて、世界に訴えかける、世界の了解を得るプレゼンテーションとして実る。そのプログラムこそ、「自主研究5×2」というプログラムである。

☆今年度は、自主研究がきっかけで卒業生が今も探求している課題とその解決のための企画案を後輩が聴くチャンスをつくっている。それが、サタデープログラム 『5×2セレクション~知の探求2013~』というプログラムである。

☆中学の頃、思考の型が内面化され、複眼思考ができる土台ができ、そこを足場に、自らの好奇心を広く深く探求していくことになる。学びは思考であり、探求であり、成長である。

☆これは、知識を憶えるだけでは、賢いけれど成長できない人間を作ってしまうということも物語るのである。成長とは何か。知的好奇心に満ち、知的冒険に挑戦している先輩たちの姿に、在校生は決定的な確信を抱くのである。

☆そしてこの同窓力こそ共に生きる力の源となる。

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