教師はやる気スイッチを決して押してはならない
☆ここのところ多くの先生方のお話を聴いて、気づいたことは、少なくとも出会った先生方は教師は決して生徒のやる気スイッチを押してはならないという意識をもったすばらしい方が多かったということだ。
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☆これは言われてみれば、たしかにそうだ。生徒を機械やロボットモデルのメタファで考えているということだ。これでは、エネルギーは与えねばならないわけで、外発的モチベーションの象徴が「やる気スイッチ」になる。
☆もちろん、宣伝コピーに過ぎないのだが、だからこそ本質を見抜く目を忘れてはならないということだろう。自戒しようと思った。
☆そういえば、第7回新評価研究会でも、同じ話題になった。生徒の存在そのもの=Beingが重要なのだから、いろいろ教材だとか武器だとか与えまくるのではなく、逆にいろいろな道具や思いを「オフ」にする整理をするのが、むしろ教師じゃないかという話になったのを思い出した。
☆オフにすると、動かなくなるのがマシーンだが、逆に人間はいききとしたBeingが生まれてくる。おっ、そうだこの連休オフにして、エネルギーが心身にみなぎる時間にしなくては。要は生徒だってそういうことだろう。
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