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学校選択の季節 <3>

☆学校選択に時間軸を入れると、私立学校の教育の質の違いに優劣が生まれてしまう。共通の空間では、私立学校の教育の質の違いは、個性とあまり変わらないから、選択決定は志向性/嗜好性で決まる。

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☆しかし、生徒にとって、今という共通の空間は、本来的には、未来を潜在的に包み込んでいる。この未来の潜在性をどのように育成するかについてプランを立てて、実行している学校の質は実に豊かであるし、高いのである。

☆大学進学実績も大事だが、子どもの未来の才能も創造的な教育でなんとか開花させたいという学校は、なかなかよいのであるが、完全に21世紀型教育を実践しているとは言えない。

☆大学進学実績と未来の才能が、さしあたって乖離しているからである。前者だけ追っている学校は、20世紀型教育で、いまここでに潜在的な才能教育を廃棄しているから、いまはよくてもというリスクが高すぎる。

☆もし難関大学に行くことだけが目的ならば、通信制高校に行けば、1年間の勉強で高校卒業資格が得られるから、余裕で予備校に通っていればよいのである。

☆だから、20.5型と20.0型では、質の違いは、教育力の違いも意味してしまうのである。だからたとえば、芝と攻玉社・本郷・巣鴨では、大学進学実績の優劣よりも20.5型か20.0型かが重要な選択ポイントとなる。

☆そこへいくと、21.0型は、大学進学実績も未来の才能開花も同じことなのである。つまり二元論ではなく、関数関係になっているのである。つまり、両方の能力が閾値に達する教育の質があるということなのだ。

Threshold2_2 ☆たとえば、大学進学実績に影響を与える能力をA能力とし、未来の才能開花に与える能力をB能力とすると、21世紀型教育は、AもBも十全に閾値に達する教育の質を確立しているのである。

205 ☆これに対し、20.5型教育スクールは、その途上にあるということである。20世紀型教育スクールは、A能力だけ閾値に達しているが、B能力は達していない、というよりもそこに教師の視点がない。

20 ☆A能力だけでは、職業選択のキャリアデザインになってしまうから、未来は今の職業の65%はなくなっているから、その時点で、あわてることになる。私立学校は、いまここで在学中だけよければよいというものではない。同窓力というものが重要だ。この同窓力が、AとBの両方が閾値に達した時最強になる。

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