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戸板が大きく変わる理由 すごいことが起きている

☆以前、本ブログでも紹介したが、21世紀型教育を実現するシンクタンク「一般財団法人 新時代教育研究所」に21世紀型教育を学校で現実化してきた大橋清貫先生が理事長に就任した。そして、こう続けた。

当ブログでも、先週そのことについて記事にしている。週間ランキングでも第1位だったほど、私学関係者が注目していたということだと思う。そして、その話の中で、新たなにニュースをゲットした。

それは、5月25日(土)、戸板の学校説明会で、戸板の教育監修アドバイザーとして大橋清貫先生が講演をするということ

☆これは、戸板が大きく変わることを意味するのではないかと思い。同校の広報部部長の今井先生に直接聞いてみた。すると、その通りだと。どうしてそれが言えるのか、私たちの会議を見に来てくださいと誘われた。

☆私立学校研究家としては、絶好のチャンスとばかり、あつかましくもお邪魔した。すると、大橋先生の考えと戸板の先生方の暗黙知が引き合い、化学反応が起きているではないか。目に見えない教育の質が爆発している雰囲気だった。

☆詳しくは、以下のページをご覧いただきたい。

①進化する戸板中学校 戸板女子高等学校(1)

②進化する戸板中学校 戸板女子高等学校(2)

③進化する戸板中学校 戸板女子高等学校(3)

☆21会校の先生方と知的対話で親しくさせてもらっているが、この厳しい時代にあって、どの学校も勢いがある。20世紀末は、鴎友学園女子、洗足学園、八雲学園の先生方と対話をして、伸びる学校とはこういう学校であるという感覚を学んだ。

☆21世紀に入って、女子学院の司書教諭に学んだのは、今ものすごく新しい学びのアイデアをいただくことになったと感謝している。かえつ有明、聖学院、のサイエンスなどの新しい学びや思考力型テストにも立ち会った。4年くらい前に広尾学園が大ブレイクした時の空気は今でも覚えている。

☆そうそう忘れられない思い出の一つに、早稲田のプロテスタント教会の講演会で、麻布の前校長の氷上先生と共立女子の渡辺校長と語り合ったシーンがある。そのときに、≪私学の系譜≫論の発想が湧き出た。

☆かくして、脱偏差値礼賛、大学合格力よりも創造的才能礼賛を唱えてきて、受験市場の周辺に位置している私だが、それがゆえにエスノグラフィー的、つまり周縁と中心の対話的な視角から、学校の成長について立ち会うことができるのかもしれない。

☆幸い5月31日に実施する「第1回21会カンファレンス」も参加者が多い。大盛況である。世界的な動きである21世紀型教育に接続しつつ、それ以上におもしろい教育が生まれる歴史的瞬間に立ち会うことができるかもしれない。そこに戸板もいるのではあるまいか!

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