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国際フォーラムで話題だったこと②

☆教育業界の信頼すべき有識者安社長(みくに出版)とは、教育イノベーションの一環として電子書籍の教育における良質影響について聞いた。

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☆出版社であるから当然ベストセラーは狙うわけであるが、Web教育者同人ネットワークがやはり大事ではないかと。それは電子書籍であれば市場を持続可能にできるという。

☆21会的な10,000人という受験市場のうちの20%のアーリーアダプター市場を創出する発想と重なり合うアイデアである。21会型市場は、ビジョン=テキスト=教養=新しい学びのスタイル=広報活動という一元論だから、テキストやコンテンツは二の次という20世紀型のマーケティングは採用しない。

☆まして、AIDMAでもAISASでもなくASAという新しいソーシャルメディア戦略だから、ますます電子書籍による啓蒙は広まりやすい。ロングテールとしてのベストセラーも狙えるわけだ。出版社と学校のカップリングが可能である。

☆大手出版社は何万部売れるかどうかが販売戦略で重要になる。それはしかたがない。広告代理店も一緒である。生徒にとってどういうコンテンツを発信するのかという発想は、それは現場の先生がやることだからと、一番重要なところの責任を回避する。

☆その点、みくに出版のような教育をベースとした出版社は、教育コンテンツを教師とコラボして編集することができる。一つの学校だと市場は狭いが、21会校というネットワークを活用すれば、売れるかどうかではなく、生徒の成長にとって重要であるかないかがシェアされれば、そりゃあ一万部だって売れる可能性がある。しかも持続可能という点もすばらしい。

☆中身なんて関係ない、売れるかどうかが重要であるという損得勘定・優勝劣敗優先の発想だけは、何にしてもやめてほしい。消費経済ねらいのポストモダン的な発想は教育には不要である。役に立つかどうかも、それは経済の有用性だから、ちょっと間違えると大量消費の発想に行きついてしまう。

☆生徒が成長するかどうかということが肝要なのである。そういう話が理解できるのは、PBL型学びの有効性を認識している安社長だろうと改めて確認できた。

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