国際フォーラムで話題だったこと④
☆たしかにいじめや体罰の問題は、実際に起これば、公立学校の法的制度の問題性が顕れ出てくる。顕著なのは、学校の校長が、教育委員会に責任を棚上げせざるを得ないシーンが報道されるところなどである。
☆しかし、そうでない限り、自分のペースで楽しく部活をやり、そこそこ勉強もして高校に進学できる。中高の友人との思い出もいっぱいできて、問題性を感じないまま青春を謳歌できる。
☆もっとも、私学のほうが公立学校よりも多い東京の話ではなく、神奈川や埼玉、千葉などの話であるがと。
☆公立は、結果的に生徒が自分のペースで学園生活を送れてしまう。私立は、そこに教師がサポートにはいる。自分のペースだけではなく、仲間のペースに合わせろと言うことではない。
☆自分の中にある「才能」のペースに合わせているのかという問いかけである。この部分は、親もできそうであるが、現実は難しい。
☆それゆえ、近藤先生のような私学の魅力を映し出す啓蒙活動は欠かせないと。しかもそれは私学選択者だけではなく、公立を選択した保護者にも聞かせたいと。
☆なぜなら、私学を選択できない環境下にある家庭もある。そういう場合は、親が何ができるかということを考える良いチャンスになるだろう。
☆しかしながらまた、それがICTの活用の仕方によっては、私学の魅力を公立にも転用できるのではないかと。
☆IT革命のフラット化の効果が、私立と公立の魅力を平らにしてしまうイノベーションであることにもぶち当たってしまった。
☆互いに顔を見合わせながら、私学にとって難しい時代であることを改めて感じ入った。そしてやはり21会型市場を創出することの意味について了解してもらえたと思う。田中課長も大いに知恵を貸してくれるとエールを贈ってくれた。
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