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国際フォーラムで話題だったこと④

☆近藤先生の私学の魅力についての講演をいっしょに聴いていたNTSの田中課長とは、30分間ランチをしながら話をした。一般の保護者は、教育の制度的な壁の意識は、日常的にはしていないという話題になった。

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☆たしかにいじめや体罰の問題は、実際に起これば、公立学校の法的制度の問題性が顕れ出てくる。顕著なのは、学校の校長が、教育委員会に責任を棚上げせざるを得ないシーンが報道されるところなどである。

☆しかし、そうでない限り、自分のペースで楽しく部活をやり、そこそこ勉強もして高校に進学できる。中高の友人との思い出もいっぱいできて、問題性を感じないまま青春を謳歌できる。

☆もっとも、私学のほうが公立学校よりも多い東京の話ではなく、神奈川や埼玉、千葉などの話であるがと。

☆公立は、結果的に生徒が自分のペースで学園生活を送れてしまう。私立は、そこに教師がサポートにはいる。自分のペースだけではなく、仲間のペースに合わせろと言うことではない。

☆自分の中にある「才能」のペースに合わせているのかという問いかけである。この部分は、親もできそうであるが、現実は難しい。

☆それゆえ、近藤先生のような私学の魅力を映し出す啓蒙活動は欠かせないと。しかもそれは私学選択者だけではなく、公立を選択した保護者にも聞かせたいと。

☆なぜなら、私学を選択できない環境下にある家庭もある。そういう場合は、親が何ができるかということを考える良いチャンスになるだろう。

☆しかしながらまた、それがICTの活用の仕方によっては、私学の魅力を公立にも転用できるのではないかと。

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☆IT革命のフラット化の効果が、私立と公立の魅力を平らにしてしまうイノベーションであることにもぶち当たってしまった。

☆互いに顔を見合わせながら、私学にとって難しい時代であることを改めて感じ入った。そしてやはり21会型市場を創出することの意味について了解してもらえたと思う。田中課長も大いに知恵を貸してくれるとエールを贈ってくれた。

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