佐賀県武雄市で教育イノベーション!
☆毎日新聞 5月9日(木)19時18分配信 によると、
佐賀県武雄市は9日、市内の全小中学校の児童生徒計4241人全員に来年度、タブレット端末を配布する方針を発表した。市が進めるICT(情報通信技術)教育の一環。事業費は総額3億~4億円の見込み。実現すれば全国で初めてとなる。
☆要するに、1人10万円/年の補助金ということだから、個人が市販のものを活用するのと変わらない。GPS機能やネット活用の制約機能がはいるだろうから、安心安全のリスクマネジメントという面でもよいかもしれない。
☆国の補助金や交付金という財源を活用するというのは、多少躊躇するが、税金が有効活用され、間接的に市場が活性化されるのが目に見える形であるのが評価できる。
☆ただ、市ICT教育推進協議会(座長、松原聡・東洋大教授)が「(民間業者の)標準学力調査で先行配布した2小の成績が県平均や武雄市平均を上回った」というのが、導入の理由というのは疑問だ。
☆もちろん、導入を実現するための表面的な答弁であるというのは予想できるが、ICTによる教育イノベーションの真の狙いはもっと先にあるだろう。
☆そういう話が前面にでて、認可する相手の顔色にびくびくすることなく、導入できるようになるコミュニケーションこそがイノベーションといえるだろう。
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