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21世紀型教育スキルの旗手山内准教授の苦心の表現

☆21世紀型教育スキルの旗手、東大の山内祐平准教授のWorkSight(2013.6.10)掲載記事は、実におもしろい。

☆オンライン空間とリアル空間の学びのシナジー効果について論じているので、ぜひご覧になるとよいのではないか。

☆私が、斜め読みをして関心をもったのは次の表現。

「フェイスブックには足りないものがある」というよりも「リアルな空間のほうがリッチなもの、豊かなものがある」と考えるべきだと思います。

☆オンライン至上主義でもないし、体験至上主義でもないということをなんとか言おうとしているのだが、日本の教育言説は、どうしても二元論になって、どっちがよいか回答出せ、どちらもというのは中途半端だと批判されがち。

☆それゆえ、なんでも極端。ゆとりか脱ゆとりかもその典型である。

☆そういう教育言説のパラダイムをいかにしてシフトできるのか。

☆それには、グローバル、イノベーション以外にリベラルアーツ的発想が重要になる。

☆というのも、実際にはリアルな体験をし尽くして生活をしている人はいない。かといって、オンライン上のみで生活している人もいないということに気づくかどうかがリベラルアーツ的発想を有しているかどうかということ。

☆そんな当たり前で簡単なこと?といわれるかもしれない。

☆しかし、そういうことなのだ。詩学の発想といってもよい。

☆小学生1年生から3年生までの低学年の子どもたちと谷川俊太郎のひらがな詩を読むと、えらい反応がよい。喜んで絵に転換するが、十人十色である。

☆その絵のリアリティたるや脱帽!もちろん谷川俊太郎の強烈な詩学の奥義にも。

☆つまり、この詩がオンライン上にあっても同じことであり、オンラインは体験は貧困かもしれないが、リアリティはリアルを超える豊かさがある場合もあるということ。

☆逆にどんなにすてきな体験をしても、気づかに人には気づかない。彼にとってはリアルな事実であるが、リアリティはないのである。

☆だから、大事なことはリアリティを生み出すスキルと、リアリティを感知するセンサーなのだ。

☆オンラインでも、リアルでも、その両方をつなぐものは、リアリティの創出対話である。この創出対話のトレーニングがリベラルアーツであり、21世紀型スキルが支えるのは、この創出対話である。

☆ところが、支えるべきものを見失い、二元論的テクニカルな話になってきたのが、あるいはなっているのが日本の教育言説である。

☆しかし、こんなことにこだわると、H教授のように東大に居られなくなるから、山内准教授も苦心するわけであるA^^);。。。

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