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順天の教育イノベーション サイエンスクラス×イングリッシュクラス

☆順天は、教育の根底にあえて暗黙知として醸成させてきた新しい学びのプログラムを、このグローバル人材育成の大きな時代の波が動きだしタイミングで、開陳した。高校のSクラス(サイエンスクラス)とEクラス(イングリッシュクラス)がそれである。

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☆このプログラムについては、教師も生徒も保護者もステークホルダーで創っていこうという日々進化する協働プログラムであるというのがまさに21世紀型教育らしい。

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☆SEクラスの目標は、予想不可能な世界での活躍を応援するということ。将来こうなりますなどという予定調和は、算数的発想。予想不可能な論理、つまりカオス論理のセルフマネジメントこそ現代数学的思考、つまり21世紀型教育哲学である。

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☆そして長塚校長は、学びはワクワクしなければ、将来こんな不安があるから今頑張らなきゃという脅威論は教育ではない。ワクワクして、内発的にモチベーションが燃えてこそ教育だし、学びだろうと語る。

☆21世紀型リーダーというのは、組織を学びの組織に変容させるし、なんといってもモチベーションで満ちている組織にする。それには教師も生徒も保護者も学びを互いに支え合うコラボレーションを生み出すファシリテーター的素養が必要になってくる。簡単に言えば、長塚校長のようなリーダーということなのだ。

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☆リーダーは、またよき仲間と出遭うものである。その中の一人中原先生もこのプログラムデザインにかかわっている。5月31日の21会カンファレンスの時にお会いしたとき、目の奥の光が静かな情熱を燃やしていた。それが何であったのかずっと気になっていたが、新しい学びを実行するよというサインだったのだと今了解できた。

☆このSEクラスは4つの力を育て、その4つの力が育つにつれて、生徒たちのモチベーションは膨らみ、現実化するパワーも増大する仕掛けになっているようだ。その4つの力とは?上の図にあるのだが、驚きである。

☆この力は未来の新しい仕事であるデータサイエンティストのパワーそのものではないか。順天はfind a jobから invent a jobへ完全にパラダイムシフトしようとしている。

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