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富士見丘 進路指導の強化

☆富士見丘はグローバル教育を掲げ、21世紀型教育を展開している。こういうと、海外に力点が置かれ、国内の大学には重きをおいていないのではないかととらえられがちである。

Fujimigaoka

☆昨年末麻布(インターナショナルスクール経由)からブラウン大学に進学した学生と出会ったときに、彼が、海外大学と国内大学を区別する意識があること自体まだまだ日本の教育界はグローバルではないと論じていたのを思い出す。

☆まったくその通りだ。だから富士見丘も生徒1人ひとりが目指す国内外の大学の情報と進路・進学・受験指導を総合的に行っているのである。

☆高校1・2年生が大学での学びを体験する進路指導行事「大学ゼミ体験」はもう11年間も行っているそうだ。今年は、18大学から様々な分野の先生が90分間熱の入った講義をしたそうである。同校サイトにはこうある。

「生徒は、多岐にわたる学問分野から自分が興味をもった講座を選び、事前学習を行った上でゼミの授業に参加しました。各ゼミでの講義、グループ討論などで経験したことは、翌年以降の科目選択を考えるきっかけとなるとともに、進学希望の学部・学科での具体的な学びを知る良い機会となっています。

☆この講座の授業形式の中にアクティブラーニング的なものもあるわけだ。日本の大学のグローバルスタンダードへの努力も伺われる。

☆そして、この講座の後、上智大学の池田真先生の「海外で学ぶこと」をテーマとする特別講座も開催された。

☆富士見丘は、ロンドン大学キングスカレッジと指定校提携をしているが、池田先生も同大学に留学した経験があるという。

☆折しもロンドン大学キングズカレッジからビデオレターが届いていたから、富士見丘の生徒にとっては、ロンドンの留学に対してもグーッと親しみやすくなったという。

☆それにしても池田先生の次の言葉は、おもしろい。

「行きたいと思ったら出来ない理由を探してはいけない」

「英文の多読が英語力アップに大きな影響を及ぼす」

「留学先の成績はライティング力で決まる」

☆留学に限らず、ネガティブな理由を見つけないコト、読む行為、書く行為という学びの姿勢は、国内外問わず普遍的な構えだからである。

☆富士見丘のグローバル教育とは、新奇な外国語教育をやるわけではない。あくまで、普遍的な学びのルールを身につけるということなのである。

だからロンドン大学キングズカレッジのジョーンズ先生も、ビデオの中で、富士見丘の通常授業における学びを評価し、その基礎の上にさらに普遍的な奥行きの深い探求をいっしょにがんばりましょう。待っていますよとエールを送っているのである

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