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鴎友学園女子吉野校長のハイレベルトーン!

東洋経済「注目の中高一貫校 校長が語る我校のDNA(2013年6月3日)」で、鴎友学園女子の吉野校長が語っている

☆中身については、ぜひ東洋経済のサイトをご覧いただきたい。

☆未来のリーダーシップ論を語りつつ、新渡戸稲造にかえるあたりは、不易流行の≪私学の系譜≫そのもののDNAを吉野校長は受け継いでいる。

☆リーダーに必要なものは、社会学的な素養と学問的教養と気概であるということだろう。

☆編集者のつけた表題「鴎友は中3で英単語100万語を読破する」とは違って、量よりも質の奥行きの深さを堂々と語っている。社会学的指標を使って、時代の痛みを汲み取る力、そして女子校特有の人間関係という思春期に対する心理学的目配りも披露。

☆編集者に準御三家と言われているけれど、今の御三家の校長がここまで世界や時代の痛みを教育のモチベーションに転換する教育力や表現力を持っているだろうか?

☆しかし、そんなことは吉野校長は歯牙にもかけない。どうでもよいのである。活用できるものはみんんな巻き込んで、誠の道に集約できればそれでよいのだと。

☆インクルーシブなリーダーシップそのものであるが、この金も知恵も教養も、「勇ましく高尚なる生涯」の道に集約してしまうエネルギーは、内村鑑三そのもの。鴎友学園女子のDNAというわけである。

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