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グローバル教育がおもしろくなってきたじゃないか♪

☆第1回21会カンファレンスを開催してから、いろいろな人からいろいろ教えられる。こういう話がどんどんでてくれば、機が熟して新しいマーケットができるなとすてきな予感がする。

☆何がおもしろいといって、だいたいが真逆の話がぶつかり合う話が多くなってきたということ。

☆一見ケイオスに見えるが、実は教育政策というポリシーメーカーの側面から述べているか、教育市場というマーケティングの立ち位置から議論を投げかけてくるかのどちらかである。

☆ポリシーメーカー的には、IBだAレベルだと、学習指導要領と比較して、その違いや不足分を埋めようとする。しかし、それがスーパーエリート育成の話、つまりあの独裁的な選ばれし民という思想にどうしてもなってしまうという矛盾が顕れてしまう。

☆マーケティングの立ち位置からは、Aレベルだ、IBだというのは、ICTを活用して21世紀型スキルを安価に拡張すれば、市民すべてに高次思考を浸透させることができる。脱エリートこそグローバル教育ではないかという話になる。しかし、実際にはICTそのものをすべての市民が作れるわけではないから、ICT生産者に独占的に経済が支配されるという矛盾がやはり顕れてしまう。

☆今話題になっている議論の課題は、多かれ少なかれ、この2つのメビウスの輪のトポロジーに過ぎないだろう。

☆しかし、だからこそ希望が持てるのである。独裁と独占という矛盾に直面することによって、はじめてその壁をぶち破る破壊的イノベーションが生まれるからだ。

☆このイノベーションを生み出す「勇気ある高尚な人材(by内村鑑三)」の登場に大いに期待したい。

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