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センター試験廃止の背景 中高一貫校に風!受験ビジネスにも!

☆日本経済新聞2013/6/6 2:00 によると、

文部科学省は5日、大学入試センター試験を5年後をメドに廃止し、高校在学中に複数回受けられる全国統一試験「到達度テスト」(仮称)を創設して大学入試に活用する検討を始めた。大学志願者の学ぶ意欲を引き出すことで高等教育の質を高め、国際社会で活躍するグローバル人材の育成につなげる。1979年に始まった共通1次試験以降、1回の共通テストが合否を左右していた大学入試が抜本的に変わることになる。

☆高校2年から、年に2~3回受けられるという。またモデルはフランスのバカロレアとあるが、要するに今奨めている日本語IBとの接続だろう。

☆日本語IB導入の話が話題になっているが、このディプロマ取得者は2018年、つまり今から5年後に誕生。センター試験を5年後に廃止し、到達度テストを導入する時期に重なる。

☆バカロレアをモデルに出してきたのは、本意ではない。ダミーである。フランスモデルは市民全体の制度であるが、今回の到達度テストの話は、実際にはイギリスのシックスフォーム。つまり高2・3年時期のAレベル取得の制度や米国のAPの話。APも高2・3の時期の話。そしてIBのディプロマも高2・3の話。

☆このAレベル、AP、IBを取得していれば、高校卒業後、オックスブリッジへのアクセスが可能になる。ハイヤーオーダーシンキングコースでもあり、クリティカルシンキングやクリエイティブシンキングなどのレベルを超える。

☆これらの制度は今まで日本にはなかったから、日本の高校を卒業しても、ハーバードに挑戦できても、オックスブリッジには挑戦できなかった。

☆バカロレアはフランスでは庶民の味方的な雰囲気があるから、日本もそれでいいしゃないかと言っているようでは、フランスに一蹴される。フランスはハーバードやオックスブリッジに肩を並べる機関を持っている。グランゼコールとかENAという機関がそれ。ここは受験もあるしエスタブリッシュコースである。

☆ということは日本にはそれがない。これではグローバル人材の思考の発達段階の規準が一致しないから、交流ができない。コミュニケーションとは共通コードという基準がなければできない。

☆日本人はコミュニケーションが下手なのではない。このグローバル人材と対話する共通コードが教育されていないのである。文科省もやっとそこに気づいたようだ。

☆到達度テストは、そんなすごい難しいシステムなの?いやいや難しいシステムは別にIBのディプロマ導入で補う。そのコースをとる生徒は、必ずしも全員ディプロマを取得できない。すると、今までのように卒業ギリギリの1月にセンター試験を受験するのは不利である。

☆それでは、IBディプロマを取得できなくても通常の高校生よりも才能豊かな人材の芽を摘んでしまう。というよりもIBディプロマコースへのモチベーションが下がってしまう。

☆そこで、この才能者たちに高1までに先取り勉強をしてもらい、ディプロマにシフトした時には到達度テストで最高段階をクリアしておいてもらおうということだろう。

☆だから、4・4・4制という話題もでている。高校4年間だとそれが可能だ。今の制度だと、高校1年ですぐに到達度テストを受験するわけにもいかないだろう。もちろん発達段階に応じて三種類のテストを準備するとあるが、最終的には最後をクリアしなければならない。それがいきなり入学1年後というのは道理が合わない。

☆こうなってくると、中高一貫校システムを構築している私立学校に有利という話になってくる。ただし、グローバル教育を確立している私立学校でなければならないから、21会(21世紀型教育を創る会)校のような学校に質的に転換する必要がある

☆こうなってくると、私立中高一貫校に再び風が噴き出す。受験市場も脱偏差値市場を30%導入し始めなければならない。

☆もっとも最高に儲かるのは、国である。いよいよ教育は経済であるというサッチャーやブレアの政策が転移してきたということだろう。

☆到達度テストは、全員が受けるだろう。形を変えた教育税がはいてくる。1回受ければ300億税金がはいる。年3回とあるが、高2・高3でだから実際には述べ6回、毎回300億ゲットできる。

☆それに向けて受験産業は新しい講座を設ける。法人税が増える。ざっくり1兆円市場ができあがる。教育予算の20%だ!受験市場が30%の努力で倍になるという計算?!

☆アベノミクスだね~^^;。

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