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高校新科目に「公共」?

☆産経ニュース2013.6.18 12:00 によると、

自民党文部科学部会のプロジェクトチーム(座長・松野博一衆院議員)は18日、若者の自立意識と社会生活を営む実践力を養うため、高校の新科目に「公共」を導入するよう、下村博文文部科学相に提言した。

☆若者の自立意識をある教科によって引き出そうという意図がまったくわからない。

☆そうではなく、欧米のように「哲学」授業を入れようというのなら、理解できる。教科書はサンデル教授のテキスト。しかも英語で。

☆俄然いいじゃないか。

社会人としての当事者意識を育み、自ら判断したり行動できる力を養うため、働くことや結婚、家族、消費生活、納税、政治参加などの内容を、ディベートや体験学習を通じて学ぶ「公共」を新科目に導入するよう求めた。

☆ディベートや体験学習を介在させるのは、もっとよいじゃないか。

☆「公共」=サンデル教授ということは、JUSTICEの判断能力を養うということ。いかに国家主導の教育が自分たちにとって、マイナスか。クリティカルシンカーを育成し内部告発させるというのは、まったく勇気ある提言である。

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