富士見丘の理数教育×5×2 [01]
☆富士見丘の国際理解教育・国際交流のアドバイザーである吉田成利氏は、現在ロンドン大学キングズカレッジで博士論文を提出している。イギリスで研究しながら、富士見丘の生徒の留学先や進路先のコーディネートをし、ときには生徒と同行したりしてサポート。しばし帰国した。
☆説明会のサポートにきた生徒会のメンバーとは、すでに顔見知り。なんと生徒会のメンバーはすでに留学して帰国している生徒、これから行く予定の生徒、アラブ首長国連邦で富士見丘のエコ活動をプレゼンしてきた生徒など、すでに国際派。仕事の合間に話に花が咲いていた。
☆生徒会長は、オーストラリアの留学から帰ってきたが、両手で収まり切りないほど得るものが大きかった。その中でもチャレンジ精神を持ち帰ったのが大きかったなどと。
☆説明会では、レシテーションコンクールで優勝した生徒がスピーチを披露した。
☆富士見丘は、2013年ザイード未来エネルギー賞・グローバルハイスクール賞ファイナリスト校に選ばれたが、その環境教育活動を生徒会のメンバーはアラブ首長国連邦に招待され、プレゼンした。
☆また今年5月に東京大学福武ホールの「新しい学びフェスタ」でポスターセッションのコンクールにも出場。そこで優勝した。
☆その一端を説明会で披露。
☆富士見丘の生徒のプレゼン力はたしかに世界標準。それから表現がカワイイ。これは日本文化を世界に広める大事な要素でもある。
☆このような21世紀型スキルが身につくのは、土曜日・日曜日を中心に行われている自主研究「5×2」があるから。関根先生はこう語る。
「一年以上かけて自分で気づいた一つのテーマを追求していくのですから、大学受験準備以上の力がつきます」と。
☆しかも、関根先生は、「富士見丘の生徒はたしかにプレゼンに長けている生徒は多いですが、内気な才能者もいます。この5×2の自主研究で東大の教授まで訪ねていく勇気をもち、探求を深める生徒なのに、内向的で明朗にプレゼンしない生徒もいますが、この5×2では、そのような才能も評価されます。」
☆今年お茶の水大をはじめ国立大学に進学した生徒や昨年SFCに進んだ卒業生は、5×2の思索の時間をかけがえのない時間だと語っている。
☆かくして、いろいろな才能を持った生徒を大事にできる教育を富士見丘は積み上げてきているのである。
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