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聖徳学園の先見性[3]

前回ご紹介した「聖徳論集」を見ていくと、6年間の教育プランが、1つひとつの教育活動にらせん状に埋め込まれているのがわかる。

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☆たとえば、東京外国語大学とのコラボレーション。外大に留学している現職の教員と聖徳学園の5年生(高1)がいっしょに学ぶ研修をやっている。

☆グループ討論、プレゼンを行い、リフレクションを講師から英語で聴くという流れは、6年間の教育プラン「学び方→興味→理解→考察→発信→挑戦」をこの一瞬に埋め込んでいる。もちろん、5年生であるから、このループすべてに力を入れるというのではなく、「考察」に力を入れているのであろうが、このループをバラバラに部分に分けて授業を構成しているわけではない。

☆また、東北大学とも大きなプロジェクトを協働し始めているが、その取り組みを東北大学でプレゼンしつつ、聖徳学園の生徒が、学園に居ながらにして、Web会議システムで、その学会に参加しているシーンもある。

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☆かくして、グローバル教育、イノベーション教育は着々と行われ、21世紀型スキルとしての4Cである、コミュニケーション、クリティカルシンキング、クリエイティビティ、コラボレーションも学べる環境がデザインされている。

☆聖徳学園の21世紀型教育の実践はハイパー現在進行形である。

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