« 富士見丘の理数教育×5×2 [03]富士見丘ルネサンス | トップページ | 工学院即未来を宣言 第1回中学説明会で »

聖学院の思考力テスト 偏差値が排除する才能を評価する

☆アベノミクスの風に乗って、グローバル人材育成の言葉が世間を騒がせている。アクティブラーンニグ、論理的思考などいう言葉が当たり前のように流布されている。しかし、だれも思考力とは何か?わからない。

Dsc06198

☆そこで、「思考力セミナー」という先進的事例を積み上げている聖学院の先生方に緊急座談会を開催してもらった。その模様は21会サイトにまとめてあるので、ご覧いただきたい。

聖学院 「思考力」を語る (3)
聖学院 「思考力」を語る (2)
聖学院 「思考力」を語る (1)

☆この座談会ではっきりわかったことは、思考のモデルという共通言語のシェアが大切であるということ。

Seigmodel

☆あらゆる知や知識を考える時に、その思考過程は、今まで言語モデルや数理記号モデルだった。そのことがどこかで言語力=思考力、数理記号=思考力とすり替わってしまった。

☆言語と数学ができなければ、あたかも思考力がないとみなされてきたわけである。しかし、技術や芸術、体育の能力がもしも共通言語である思考モデルに拠って立っているならば、それもまた思考力ありとみなそうというのが聖学院流儀である。

☆しかし、その思考モデルは見える化できない。なぜなら未だ発展途上の脳科学の領域にあるからである。脳や末端神経の化学反応過程そのものであるからである。そうすると、その化学反応過程から生じる子どもの表象をきちんと追跡しなければならないのである。

☆聖学院の思考に対する考え方は、20世紀型フレームを破壊することになるだろう。

|

« 富士見丘の理数教育×5×2 [03]富士見丘ルネサンス | トップページ | 工学院即未来を宣言 第1回中学説明会で »

21会校」カテゴリの記事