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桜丘 翼とコンパス 教育イノベーション

☆桜丘は、校訓の「勤労」と「創造」を「翼」と「コンパス」というメタファーで現代化した。子どもたちが未来に向かって賢明に努力をする。

☆しかもこれからは、その向かう未来の道は、自らコンパスで描くのである。未来はこれまでとは次元が違う。飛び立つために翼が必要なのだ。

☆そのためのツールとしてiPadというICTを子どもたちは手にすることになる。そのとたん、翼とコンパスはJUMPの階梯をのぼり、6年後大きく飛翔する未来図が描ける。しかもその未来の夢をシェアできる。ドリームチームの生成である。

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☆2008年、クレイトン・クリステンセンの本に出遭って、いつになったら、日本の教育は、破壊と創造が起こるのだろうと途方に暮れていたが、それから5年、桜丘で誕生した。

☆原題は“Disrupting Class”。閉じられた学級を開くぐらいの意味だろうが、伝統クラスを破壊し創造するという意味も込められている。桜丘とも通じるものがある。ちなみに英語版はキンドルでは無料で購入できる。破壊的ではないか。

☆それはさておき、多くの学校でICT教育が実践されているが、それはクリステンセン流にいえば、ICTを配給する側の権力ツールと管理ツールの段階としてしか稼働していない。

☆桜丘の場合は、創造リーダーシップツールであり文化創造ツールとして活用される。なぜそれができるか。

☆学習者本位であり、だからこそ生徒の最近接発達領域に教師がともに居ることができる。そのためのiPadとネットなのである。そのことについて、品田副校長に聞いた。その取材記事を21会サイトにまとめた。ご覧いただきたい。

桜丘のイノベーション 教育の質JUMP (3)
桜丘のイノベーション 教育の質JUMP (2)
桜丘のイノベーション 教育の質JUMP (1)

☆そして8月4日の授業とクラブ体験に参加してみてはどうだろうか。桜丘生との交流が、「いまここで」自分をJUMPさせるヒント=最近接発達領域に気づくことができるかもしれない。

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