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21世紀型教育 イノベーション ハードパワー ソフトパワー

☆「新しい評価研究会」で出会った野田武志さん。世界連邦運動協会  WFM Japan、NPO法人 世界連邦21世紀フォーラム、SUN's ACTで活動されている。

☆何せ子どもの哲学から社会起業、世界平和まで知のマルチプロデューサーがゆえ、そのfacebookがじつにおもしろい。

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左から2人めが野田さん。

☆今朝もインスピレーション(私の場合は思いつき♪のこと)をいただいた。

☆グローバル教育、イノベーション教育、リベラルアーツの三拍子GILをコンセプトとする21会に参加させていただきながら、イノベーションのコンセプトが今一歩バシッと決まらない。

☆そんなことを、昨夜も平方先生(工学院校長)とウダウダ議論していた。つまり、どうもハードパワーとソフトパワーの二元論で語りがちで、ハードもソフトもといったところで、実際にはハードパワーよりかソフトパワーよりかどちらかになってしまい、両方大事は文武両道というスローガンとあまり変わらないなあという話。

☆ところが、今朝野田さんのfacebookを拝読して、ふと、次の関数方程式が想い浮かんだ。

soft power=innovativity×hard power/creativity

☆つまり、

innovativity=soft power・creativity/hard power

☆イノベーション教育の落とし穴は、soft power・creativity<1となり、hard power>1となっていくときだ。マイナスは考えないとして。

☆この落とし穴を食い止めるには、soft power・creativity=0にすること。

☆つまり、そうならないように、soft power・creativityを生かさず殺さず操作するような教育政策は要注意ということ。

☆soft power・creativity<1で、hard power全開の政策は、すぐに評価が下がるから、soft power・creativityをある程度設定しておく教育政策が現実稼働する可能性がある。

☆この方程式が妥当だとすれば、ハードパワーに依存しないことがイノベーションのパワーが増大する。

☆さらに、グローバル人材育成が大事だとばかり、すべてに力を入れても、たいしてイノベーションは起こらない。むしろ、soft power・creativity<1で、hard power<1の方がイノベーションは起こるのである。

☆瞑想の瞬間とか夢の中でイノベーションは起こるとはこのことかあ。

☆小さな空間から、大きなエネルギーが生まれるというのは、アインシュタイン的である。権力より身近の愛ということかな。

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