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なぜ21世紀型スキルなのか?を議論せず受け入れる文科省

☆21世紀型スキルの必要性が文科省ベースの教員研修でずいぶん広まっている。そのほとんどが、ATC21s(Assessment & Teaching of 21st Century Skills )21P(The Partnership for 21st Century Skills)などのコミュニティ の教育活動の限定的模倣である。

Atc21s

P21

☆なぜ限定的かというと、例によってテクニカル層はいただき~!で、ファンダメンタル層は無視なのである。

☆なぜ21世紀型スキルなのかというと、グローバル人材を育成しないと!グローバル時代でサバイブするために!今の仕事は2025年には半分以上なくなるのだから!と、ものすごく抑圧的というか脅しの理由である。

☆もちろん、そういう不安はある。しかし、そういう不安があるからではなく、そういう不安の原因を発見し、除去しようというのが本当の理由だろう。

☆イノベーションとは、この不安な世の中を生き残る手段をつくることではない。事物の根源から見て、ラディカルにその不安の元を絶つスキルを創造することである。

☆格差社会の中でサバイブすることが21世紀型スキルの目的ではない。格差社会を創り上げる原因を発見し、それを解消することが目的。つまり、共に生きるグローバル市民社会形成のためにというのが、ATC21sやP21のベースである。パラダイムである。

☆ここを無視して、テクニカル層だけ一生懸命トレーニングしている文科省による教員研修は、国権のための研修であって、民権のための研修ではない。

☆麻生氏の思想は、確実に文科省の無意識古層にこびりつき、影響を及ぼしている。危ない!危ない!

☆民権のための教育を保守してきたのが≪私学の系譜≫。しかし、21世紀型スキルのテクニカルな側面に魅せられ、企業人に惑わされ足元をすくわれそうな私学人もいる。21会はそのような私学人を救済しなくてはならない。

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