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『ベネッセHD純利益48%減 4~6月、「進研ゼミ」不振』の背景

☆日本経済新聞2013/7/30に、 『ベネッセHD純利益48%減 4~6月、「進研ゼミ」不振』という記事が掲載。

ベネッセホールディングスが30日発表した2013年4~6月期の連結決算は、純利益が前年同期比48%減の26億円だった。国内で主力の通信教育「進研ゼミ」と「こどもちゃれんじ」の会員数が減少した。

☆ベネッセに対する私のイメージとはずいぶん違う話である。私がベネッセの話題を聴くシーンは、エール大学の古賀さんやブラウン大の留学生が、直島を中心とするエリアでスクールプロジェクトを開くとか、東北の被災地を教育で救済しようというイノベーティブな先生方の活躍の話である。

☆そして各地のトリエンナーレなどのコンテンポラリアートの企画の盛り上がりである。文化庁の牽引する国際メディアアート祭など大当たりだから、ベネッセもこのようなアート路線を小出しにしているのかなと思っている。

☆とても不思議なのは、教育においてクリエイティビティだよと叫ばれる割には、アートの分野はおざなり・なおざりである。

☆グローバル教育でも、ファーストクラスの学校では盛んだが、自治体では、いつも真っ先に予算カットの憂き目にあう。

☆そうはいいながらも、ダンスは学習指導要領では必須になっている。ポップカルチャーを学校も受け入れざるを得ない時代である。

☆どうやらこのアートの領域はベネッセにとっては、先行投資ということなのだろう。

☆まずは「進研ゼミ」だ。ここでは、ICTを導入し、21世紀型スキルをアピールし始めている。減益はその設備投資の結果で、おそらくすぐに巻き返すだろう。

☆というのも、ICTというかタブレット端末を使った瞬間、学校も家庭も塾も個人も、学習教材を共有できるからだ。

☆スカイプによって、IBですら、学校のインストラクターを超えて、サポートするセンターが水面下にたくさんできている。

☆「進研ゼミ」のハブが、見えないところでどんどん広がる。そのハブにアクセスするや、学校なのか家庭なのか塾なのか、その区別は無化される。

☆つまり、巨大な「進研ゼミキングダム」ができあがる。そのときである。ミネルバの梟は飛び立つ。

☆コンテンポラリアートの空が広がるからだ。文化庁、つまり文科省の起死回生は、この瞬間にかかっている。

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