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桐光 Aレベル型授業「13歳からの大学授業」

☆桐光は、毎月大学の先生による特別講義を開催。昨年度は「20回+特別講座」というから凄い。そしてこの授業は冊子にまとめられて出版される。もう6冊目というから、担当の先生には頭が下がる。

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☆この講座のレベルは、言うまでもなく「学習指導要領」のレベルを超えている。国際的にはイギリスのAレベル、IBのディプロマ、米国のAPコースのレベルに相当するだろう。

☆これは何を示唆するのか?グローバル人材育成が叫ばれている昨今であるが、いくら英語だ、留学だ、タブレットだ、と騒いでも、このレベルの議論やエッセイを編集するトレーニングをしなければ、世界には追いつけないということ。

☆この学びのレベルのある教育環境を有している学校を探せば、子どもの未来は間違いなく開かれるであろう。

☆それにしても菊地成孔氏のポップアナリーゼは、学びのアナリーゼにも通じる。興味深かった。また、秋山虔氏の源氏物語考は、グローバルな英語の学びが、言語感覚を貧困にする危うさに気づくし、それが古井由吉氏の言葉を喪失=人間喪失に結びついて、言語の学びの切迫感を感じないではいられなくなる。

☆これだけの濃密な特別講座、意識せずとも知のインタフェースになっているところがまたすごい。

☆これは蛇足だが、それだけに、北田暁大氏の珍しい手抜きの講座は、ちょっと目立ってしまう。期待していただけにちょっと残念だった。同級生の東浩紀氏の3・11以降のダイナミクスを北田氏がどのように受けとめているのか気になっていたものだから。

☆もちろん、これは私の趣味の問題で、桐光とはまったく関係のない話である。念のため。

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