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イノベーションなきキャリア教育 キャリア教育のないイノベーションの不思議

☆世の中贋金づくりの教育がいかに多いか。学校選択によほど注意をしなければならないが、本物が少ない。

☆どういうことかというと、自分で経営したことがない教師がキャリア教育を行っても、それはキャリア教育にならない。

☆よく教育は金ではないという話を聴くが、これはお金はいらないということではあるまい。

☆私立学校のような自然秩序型の経済をベースにしたほうがよいという意味で教育はお金ではないということなのである。

☆このことを子どもたちにきちんと情報共有できるのであれば、これこそイノベーションであるから、キャリア教育はばっちりできる。

☆しかし、市場で利益を得ることは考えるが、その市場の経済に参加しているメンバーが公平であるかどうかまったくチェックできないイノベーターというのはイノベーターではない。

☆まして市場の原理や、市場を支える経済活動をしている市民のことを考えるコトができない教師がいくらイノベーションを起こそうとしても、タブレット販売会社の市場での利益向上に利用されるだけなのである。

☆タブレットを販売している社員も、自分がどういう経済社会を構築しているかほとんど理解していない。

☆なぜなら、自分で経営していないからである。財務諸表を見ないで、市場や経済のことについて語ることはまったく無意味であるし無謀である。

☆財務諸表なんて金だ!と子供じみたことを言うのはよそう。社会システムのデータである。情報である。このデータの読みを無視して、どうやって社会や世界を読むというのか。情報は隠ぺいするな公開せよと叫んでいるわりに、本当の情報である財務諸表はマスクをかけたままというのは、大いなる矛盾である。

☆それゆえ、財務諸表を見ようとしない財政政策は破たんする。財務諸表を見ようとしない金融政策は、投資ではなく投機になる。財務諸表を見ようとしない教育政策は、ハードパワーにのみお金を浪費し、ソフトパワーに投資しない。それゆえそのような学校は衰退する。

☆財務諸表は資源の、いまここでの再分配と、未来への再生産を拡大再生産に転換できるかどうかのイノベーションのアイデアの宝庫である。

☆マザーテレサも、経営に知恵を絞った。いつもいまここの再分配と未来への再生産の拡大再生産へのシフトへの祈りをささげたのである。

☆タレントは増やさねばならぬ。イエス・キリストだって、一片のパンをあっという間に増やして市民の心を満たしたのである。

☆イエス・キリストの財務官ユダは裏切ったけれど、財務システムはキリスト教も土台にあるのである。

☆時代のタイミングによって、投機なのか投資なのか、コストなのかアセットなのか迷うのであるが、イノベーションは常に財務システムの転換点の判断力にかかっている。ICTを使うことがイノベーションなのではない。ICTが財務システムに革命をもたらすからイノベーションなのである。

☆タブレットが学習のアイテムで、イノベーションを創り出すというのは、財務システムの改革のメタファに過ぎない。そんなメタファをリアルだと信じているタブレット信者の教師は無視しよう。

☆スミソニアンが制作した「21世紀の教育とは何か?」という動画では、その点についてしっかりくぎを刺している。

☆ともあれ、そこに携わっていない、雇われ人の編集した情報本や学びのプログラムがいかに贋金づくりのプロセスであるか。

☆かくして日本の教育は、市場も経済も無視してしまう公僕を生み出してしまう。なんていう悪循環。

☆そういう意味でも私立学校を選択することはよいことであるし、できれば理事長校長がよい。一方、私立なのに、校長は公立学校からというところは要チェック。

☆経済オンチの優秀な人材である可能性が高いからである。

☆公立学校を選択した場合は、親は財務諸表の読み方を子どもととともに学ぶべきである。もちろん、お小遣い帳なんてのはそこから間違いが始まる。財務諸表のインプットは所与のものではない。自ら生み出すものであるからだ。

☆お小遣い帳は、前提が所与なのである。そもそもそこが間違いの元凶なのである。

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