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文化学園大学杉並 なぎなた部が全国制覇!インターハイで。

文化学園大学杉並(以降「文杉」)のなぎなた部がインターハイで優勝!8年ぶりに優勝というから、本人たちのみならず学校あげて感動しているだろう。

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☆今、文杉といえば、来年から日本初のカナダのBCカリキュラムを導入するということが大きな話題になっている。

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☆これは1条校がインターナショナルスクールを行うぐらいの衝撃なのであるが、簡単にはカナダ政府と連携は出来ない。今までの文杉の教育の積み上げが評価されたからこそである。

☆その積み上げは、多様で豊かで説明することはできないくらいだが、いくつか文杉のサイトから写真をお借りして、みてみよう。まずは、パリ修学旅行がある。

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☆パリに行くからには、フレンチに、ベルサイユに、ルーブルに・・・となるのは当然だが、この修学旅行の一番の目的はユネスコ本部で世界の問題をシェアすること。

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☆ほとんどの人が、パリに行ってもスルーしてしまうが、世界の問題を救うための教育のメッカである。そこをプログラムにいれているのが文杉のすばらしいところだし、グローバル教育として認められるところだ。しかし、それだけではない。グローバル教育というのは、もう片方でアートが重要。実際ユネスコ本部はギャラリーにもなっていて、ピカソやミロなどが平和を祈って絵を描いている。安藤忠雄やイサムノグチの平和の空間もあるぐらいだ。

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☆そしてアートは文化である。毎年、文杉は文化祭「薔薇祭」で、パリコレよろしくファッションショーをする。アートを通して文化を探究する姿勢も高い評価を受けている。

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☆また、英国やカナダの海外研修も盛んである。このような海外体験や異文化理解のプログラムの積み上げがあるからこそ、BCカリキュラムを導入できたのだと思う。

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☆もちろん、海外の探究の一方で、自国の文化の探究も欠かしていない。古都研修旅行や歌舞伎鑑賞など日本文化体験も充実している。そして、今回のなぎなた部の活躍。NHKの大河ドラマ「八重の桜」でも、なぎなたは注目された。

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☆なぎなた部があるだけでも、驚きだが、弓道もあり、これがまた強い。文杉版なでしこジャパンの精神が根っこにあるからこそ、その価値を高く評価され、カナダとグローバル教育のコラボレーションが可能になったのだと思う。


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