女子受験上位26校のパワーポジションの影響
☆ご覧のように、比較優位LL型エリアに8校が入っている(慶応グループは慶応湘南と中等部)。私立中高一貫校に限ると偏差値60以上の女子受験校も傾向としてはLL型で比較優位選択がなされる可能性が強い。
☆もっともJGと豊島岡を併願するB層らしい進学実績ブランド志向というのは相変わらずあるだろう。
☆桜蔭と豊島岡女子の併願は、比較優位が同じGG型エリアだから一貫性はある。雙葉と豊島岡女子とかいう併願は、教育の理念や質は関係なく選択しているといえよう。
☆偏差値競争優位なのか教育の質比較優位なのかどちらを選ぶかは選択者の自由。前者はB層に多く後者はA層とかC層。ただし、雙葉はC層はあまりいないだろう。逆にJGはC層が多いのではないか。
☆もちろん、どの層にも別枠の伝統主義にも与しない真正≪私学の系譜≫次元の比較優位選択のメガネを持っている人もLL型志向。
☆ここらへんは分析はなかなかできないが、国立中学や公立中高一貫校は、スーパーグローバルハイスクール指定校に手を挙げるだろうから、その雰囲気を察知して、B層も今後LL型に傾斜するだろう。
☆そうなれば、女子校は基本的にLL型潜在能力が高いから、このエリアにシフトの流れができ、LL型エリア内での比較優位が競争優位に変容してまう可能性が高い。つまり、激戦エリアになる。
☆このLL型の中でどれだけ海外大学進学者をだすか。ここでもやはりパワーポジションが大きく変わる兆しがある。
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