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河合、ナガセが先導する反転授業

☆日本経済新聞2013/9/26 0:48に、「進学塾、全国で映像授業 ナガセ・河合塾が教室拡大」という記事が掲載。

「東進衛星予備校」を手掛けるナガセは2014年度から新規教室の開設ペースを従来の約2倍に引き上げ、年100教室を開く。河合塾グループは17年度末までに6割増の300教室まで増やす。少子化で市場が縮む中、インターネットやフランチャイズチェーン(FC)方式を駆使し、予備校や学習塾各社はサービス網を一気に拡大する。

☆いろいろな形態はあるにしても、「映像」コンテンツがあれば、今までの塾の授業スタイルは大きく変わる。

☆講義は映像でみて、そのあと対話型授業や個別対応学習などのチャンスを設ければよいわけだ。

「映像」×「対話型授業」or「個別対応学習」or「議論型授業」

☆映像だけでもよいし、授業によっては「対話型」「個別対応型」「議論型」を選択できる。

☆ただ、「映像」だけは必須。しかも「映像」は、カフェでも、自宅でも、塾でもどこでも好きな場所で見て、「対話型」「個別対応型」「議論型」授業に参加するならそうすればよい。

☆そのうち、この部分もオンラインで可能になるだろう。すでにそうなっているはずだ。

☆いずれにしても、これは世に言う「反転授業」そのものである。バリエーションがたくさんありそうだが、「映像授業」×「ワークショップ」というスタイルを「反転授業」としてしまえば、上記の話は、これにだいたいは包摂されるだろう。

☆こうなってくると、1条校と予備校の区別がつかなくなってくる。というのは、学校は「教養」や「人間力」も教えるが、予備校は受験学力だけという従来の考え方は崩れてしまうからだ。

☆なぜなら、考える問題がなんであれ、ワークショップ型で議論したり、対話をすれば、コミュニケーションやコラボレーションという場ができる。その場こそ「人間力」や「教養」を生成する条件だからである。

☆そして、その場のない道徳を教え込むような学校は、実際には「教養」も「人間力」も身に着けさせることができないから、学校の存在理由が危うくなる。

☆グローバリゼーションとか21世紀型スキルというのは、あらゆる境界線を突破するパワーを持っているから、学校が相当な覚悟で変わらなければ、たいへんなことになるだろう。

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