戸板 本物のグローバルキャリア教育 あの鰐渕美恵子氏檄を飛ばす
☆しかし、バブル崩壊後、同時にグローバルの波が、ブランドのフラット化を押し広げていた。銀座テーラーも例外なく、右肩下がり。
☆その救世主として、二代目の奥様だった美恵子氏が奔走。紳士服に婦人服を加えることを提案。老舗タテ社会に、女子力が炸裂した。
☆今世界の国々のグローバル教育は、当然英語教育ではない。母国語が英語圏のところはなおさらそうであるのは説明するまでもない。グローバル教育の要はグローバルシチズンシップ。
☆男性社会で女性が抑圧されているのは認められない。格差も認められない。美恵子氏は、身をもって、グローバルな世界を、まずは男性社会で切り拓いていった。
☆そのときの苦労を心の底からシェアできた戸板の生徒は、まさにそれは自分のコトである。女子力をグローバルシチズンシップに大いに発揮しようと思ったに違いない。
☆恵美子氏の第二のグローバル戦略は、アラブ首長国連邦をはじめとする中東の国々とのコラボレーション。
☆日本も中東も、それぞれ独自のファッション文化を持ちつつ、西洋のファッションを共通記号としていかに受け入れるか。異文化理解をビジネスに応用する女性社長の勇気と叡智と活動力。
☆グローバル教育を標榜する戸板ならではのグローバルキャリア教育講演会。新生戸板のビジョンの照準を生徒と共に合わせたひと時だったであろう。
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