八雲学園 サプライズ始業式(1)
☆近藤校長は、このような困難な天候の日に、元気なみんなにこうして会えて嬉しい。みなさんの人生も、今日のようなことは何度もあるだろうから、今日のように乗り越えて自分を成長させて欲しいと悪天候を人生を乗り越えるメタファに変換して話を始めた。
☆長い夏休みが終わって、いよいよ9月から12月の4か月間は、行事が目白押しで、目標を達成するのに、たくさんの壁を乗り越えて成功させていく。高3はいよいよ受験に向けて大詰めを迎える。
☆始業式の悪天候が、かえって今後の構えや覚悟を確認するエールとなった。近藤校長は、困難を乗り越える時に大事なことは、他人と比較して動揺しないようにしよう、他人を羨んだりねたんだりするようなマイナス思考をやめようと。自分らしさをつくっていくために、自分の夢を実現させよう、ポジティブな生き方をしようと檄を飛ばした。
☆そのためには、「感性教育」が大切であると。つまり、考え込むだけではなく、身体全体で感じるバランスをとることで、夢に向かっていく力や多くの人と協力して乗り越えていく豊かな心をつくっていく:ことが大切であると。
☆そしてサプライズ。アーティスト活動している卒業生が突如舞台に現れて、両手は人を傷つけるためにあるのではない。両手いっぱいに愛を育んでいく感性を豊かにしようとメッセージを投げかけて、2曲歌った。
☆整然と並んでいた隊列は、一挙に感性の波となった。一見すると、ケイオスだが、一体となる共感があふれるのがアート。八雲学園の感性教育は、このメリハリと共感のバランス体験。折に触れ、しかも思いもよらぬタイミングでやってくるからインパクトがある。
☆それにしても、さすがは卒業生。近藤校長の感性教育の話を受けてのメッセージ。そして歌にそれをつなげる。ビジョンを共有する感性教育が見事に証明された。
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