国際教養大学の本音(1)
☆どこがおもしろかったのかというと、「国際教養大学の」という条件付きだが、グローバル人材とは何か、グローバルリーダーとは何か、リベラルアーツとは何かをめぐって、同大学関係者、有識者、官僚、企業人がそれぞれ絵にかいたようなロールプレイをしたこと。
☆そこから欧米が実践している「グローバル教育」に基づいたグローバルシチズン育成の考え方とリベラルアーツに対する考え方とは全く違うものであるということがわかったからだ。今の国際教養大学のベクトルは、完全に官僚企業日本株式会社流儀のグローバル人材育成、リベラルアーツだったのである。
☆だから、演者がそろってパネルデイスカッションを行っているときに、故中嶋学長のお弟子さんという学者が、根本的なこと(つまり欧米流儀)を物申した時に、主催者側やパネリストの方々が体よく無視した。その時の会場の縮み具合というかああ呪縛された空気があったんだという雰囲気は、あのフクシマなどの答弁でよく見られたシーンと重なったのも面白かった。
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