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富士見丘 自分の娘の学園生活の姿がイメージできる学校

☆昨日12日(土)、富士見丘で中学校説明会とサタディプログラムの見学会が実施された。授業見学後、帰り際、エレベータで出会った保護者が、「娘が学校に通って、一生懸命取り組んでいる姿を思い浮かべることができました。部活の生徒さんも勉強している生徒さんも楽しんでいるのが伝わってきました」と教えてくれた。

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☆たしかにそうだなあと、一瞬説明会を振り返ると、あっ、あれだなあと思うことがあった。その1つは吉田校長が10分くらいで、丁寧に富士見丘の理念とそれを具現化する富士見丘システムの全貌を話されたことだ。

☆一般に、校長は理念を話して終わりになるか、制度まで話すとなると独演会になるから、この明快さ、簡潔さには、参加した受験生もわかりやすかったと思う。

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☆それに富士見丘の環境教育活動がいかに地域に開かれ、自治体と協力体制ができているか、そして国際的にも評価されているかが伝わったと思うが、その説得力をさらに強めたのが、在校生によるプレゼンテーションだった。

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☆秋田にある今最も注目されている国際教養大学で国内国際研修に参加して学んできたことをプレゼンしてくれた。1人の生徒は、リサーチや議論が、疑問を無限に生み出し考えることの限界を超えるスリリングな体験をしたと語った。

☆もう一人の生徒は、「グローバルスタディーの一環だったから、英語研修だと思っていたら、大間違いであることに気づきました。たしかに教授は英語で講義をしましたが、英語でグローバル教育とは何かという内容だった。グローバル教育とは英語を勉強することではなく、異文化を理解し、お互いの国のことをきちんと相手とシェアできることなのだということに気づきました」と。

☆ 2人とも富士見丘の自主探究やグローバル教育の重要性を、外に出て実感したという話なのである。参加者が富士見丘の教育に前のめりになっていく気持ちがわかる。

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☆そして、遠藤先生による具体的な解説も、ビジュアルを多用し、わかりやすく表現された。しかも富士見丘の教育は多様であるから、4本の柱のうち2つを中心的に話されたから、何度も足を運びたくなる内容。説明会はまた来たくなる説明会でないと。

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☆さらに、白鶯副教頭の入試要項の話も胸をうった。富士見丘で伸びる意志をもった生徒を待っていますと。今偏差値がどうのこうのというのは関係ない。一生懸命勉強して未来に夢を抱いていれば、富士見丘でいっしょに実現できますと。

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☆富士見丘の国際的評価の高いおもてなしは、道をいっしょに探究する女性の姿。津田梅子や八重のような勇気ある高邁な精神を持った富士見丘女子生徒の姿に感動するとうことだ。

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☆授業見学では、英語でクッキングも。英語を学習するというより英語で食文化を学ぶという感じだった。

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☆「ビーナスは数学がお好き」という特別講座は、数学的にアートを考える石丸先生のスペシャル講座。

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☆黄金比が、多くの美術作品や自然界に隠れていることを数学的に検証していく。ここでも数学を学ぶのではなく、数学で学んでいる。考えるコトの楽しさはこのような授業から生まれるのである。

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☆大島教頭の「中学生のための哲学授業」も、実におもしろい。メタファがどんどん投げかけられるから、何が問題なのかわからないというところからスタートする。最初はクラウドの中から回路をどうやって見いだしていくのか、知の探検が始まる。

☆授業というのはたいてい今日は何をやりますと目標を立てるところから始まる。やることが決まっていることほどつまらないものはない。しかし、どこの学校でも女子生徒はそれが不安になる。

☆これは企業社会では非常に強い傾向。しかし、富士見丘では両方のタイプの授業を体験できる。今後の解なき社会にあって、問題も自分で見つけなければならないのに、いつも目標を他者から与えられれていることに慣れていては激動のこんなにスリリングで楽しい社会を、不安に押しつぶされそうになって生きていくしかないではないか。

☆しかし、求道の勇気ある富士見丘生はそこが違う。とはいえ、参加していた中3が中2を導く対話の機会も織り込まれながら哲学授業は進む。

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☆そして、だんだんとクラウドから脱して光がみえてくる。あっ!え~っ!という声が高まる。

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☆私だと思っていた私が、私の一部で、無意識の行動の中にいつもは気づいていない私がいたなんて!

☆中3は、すぐにピンときていた。この考え方は、「私ってな~に」の「私」を「友達」「社会」「現象」などに置き換えて活用できますねと。すぐに哲学という考える醍醐味に到達。さすが大島先生の右腕だ。

☆何度か参加した保護者は、足を運ぶたびに、いろいろな生徒がプレゼンする姿に、富士見丘の生徒はこんなにプレゼンテーションがトレーニングされているのかと思うだろう。そして吉田校長をはじめ、どの先生方もプレゼンが巧みであるとも。

☆グローバル教育は、未知との遭遇を自分で考え発信する力が基本だから当然と言えば当然であるが、大島先生はTEDをみてみんなで研究するほどなんですよと。

☆スーパープレゼンテーション!なるほど少林寺の迫力が随所にあるわけだ。

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