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資生堂 ドバイに合弁会社 グローバル教育に貢献するか

☆資生堂は、先週17日、2013年4─9月期の純利益予想を従来の70億円から55億円に下方修正。店頭在庫を売れ筋商品に入れ替えるのに伴い、生産終了品の回収費用約65億円を特別損失として計上するなど、在庫運営及びそのロジスティックにお金がかかる。

☆これは、ものづくり産業王国日本の宿命。しかし、いやだからこそ起死回生の事業展開で攻めもする。

☆資生堂は24日、中東地域向けにグローバルブランド「SHISEIDO」を輸入販売するために、アラブ首長国連邦のドバイに合弁会社を設立すると発表。現在は現地代理店が販売を行っているが、この代理店と合弁を設立し、2014年1月から合弁会社での販売にシフトするという。

☆日本ブランドをグローバルブランドにする実現戦術の1つなのだろう。直接投資はリスクもあるが、利益効率をあげるということなのだろう。

☆UAEを含む中東7カ国での2012年の高級化粧品市場は1500億円(小売りベース)。今後も期待できると予測したのだろう。

☆資生堂は、広報の一環としてなのだろうが、大学と連携してキャリア教育のプログラム支援などをしている。

☆しかし、このようなグローバル戦略に出るのであれば、グローバル教育に力を入れている中高とコラボするのが、より市場効果をアップさせることに寄与するだろう。

☆ただし、マクドナルドのように社会学的にグローバル企業の経済社会に与えるインパクトとデメリットをオープンにしなければ、学びにはならない。もしそんな勇気があるのなら、今後の日本の教育に大いに貢献するだろう。

☆渋沢栄一のように、新しい日本の資本主義の父となるだろう。ブランド戦略としては格好の企画だと思うのだが。まっ、おっせかいということで一蹴されるだろうなァ^^);;。

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