戸板 塾対象説明会 改革に手ごたえ(了) 新時代を拓く
☆今時代はたしかに変わりつつある。多くの学校の経営者と話をしながらそう確信している。つまり、大学入試の成果を出すための6年間の教育を考えている私学は少なくなってきた。やはりグローバル教育に対応できる改革をやらねばならないという意識や気運は高まっていると。
☆大事なことは、この改革が成功することである。それはいっぺにすべての私学で起こることではない。そこでまず本校戸板で改革したいと思うと、だんだん静かな情熱が顕れてきたようだった。
☆「本校」という言葉が出たところから、日本の教育全体を俯瞰する新時代教育研究所の理事長の意識から、戸板の当事者の気概で語る意識にギアーチェンジをした。
☆本校の先生方の今日のプレゼンを見ていて、生徒がワクワクドキドキしながら知的学園生活をおくれるように本校が変わる実感を抱いた。しかし、実際に日々先生方と話していると、まだまだ謙遜しすぎである。
☆改革への想い、準備、試行錯誤の努力や創意工夫は、こんなものではない。もっとすごいですよと。先ほどIBとかインターの話も出ていたが、その方向性は当然考えている。
☆しかし私がもっと荒唐無稽とも言えるよな改革の話をしても、本校の先生方は深く受けとめ、こうしていきましょうこうやっていきましょうと議論が深まっていく。
☆戸板には大きかく変わる条件が揃っているなあと日々手ごたえを感じている。おそらく速い段階で、戸板の卒業生は、大学のみならず、自分たちの知性や感性、教養は戸板の教育で育ったと語り継ぐ学校になると確信している。
☆それゆえ、先生方のお力が必要である。ぜひ先生方の応援も頂きたい。日本の教育の新時代をいっしょに切り開いていきましょうと受験市場に大いに呼びかけた。
☆学校が変わる条件は、時代の要請に対応できる明快なビジョンの共有、具体化する制度(コース設定など)、シラバスのイノベーション、授業の改革、入試問題の改革などを一度に揃える教師の創意工夫と一枚岩の気概、そしてそれに呼応する生徒のワクワク感の広がり、これである。
☆戸板は、4月から怒涛のように教師が動いている。そして学校が変わる条件を全部揃えた。順心が広尾学園にパラダイムチェンジしたときの速度感が蘇る。さすがは大橋清貫先生である。
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