佼成学園女子のグローバル教育
☆佼成学園女子といえば、英語教育。英検1級合格者も輩出するし、国際関係学部や外国語関係の難関大学合格も多数出して、受験市場で高い評価を得ている。
☆しかし、この結果は必ずしも受験英語一辺倒の教育をしているわけではない。むしろ、ニュージーランドの研修旅行や多様な留学制度の中で英語という言語の能力が成長していると考えたほうがよいだろう。
☆英語の言語というのは、言語=思考=レトリック=芸術という伝統がある。リベラルアーツの泉であるといっても過言ではないだろう。
☆だから、海外の言語体験は、自ずと世界の問題を引き受けてくる。そしてそれがキャリアガイダンスにもなっている。
☆しかし、そのような世界の痛みを身をもって感じる感性は、誰でもがもてるというわけではない。たとえば、リバタリアンという新自由主義的感覚を持っていたら、そうはならないだろう。
☆ところが、佼成学園女子は、建学の精神にあるように、生徒たちが世界の平和へコミットメントする品性を養う使命をもっている。
☆書道部の活躍も目覚ましいが、書道パフォーマンスには、世界の平和や絆を文字に込める精神的な働きがある。
☆佼成学園女子の英語教育にも同質の響きがあるのである。それは2020年東京オリンピック・パラリンピック開催時のときに、各校がなんらかの貢献をするだろうから、そこで佼成学園女子の精神的優位性が顕れることだろう。
| 固定リンク
「21会校」カテゴリの記事
- 富士見丘 最良の女子校<03>受験知ではなく探究知へ(2017.03.01)
- 進撃の21会【01】 UCLと21会校の対話はじまる グローバル維新2089に向けて(2015.03.26)
- 第18回 21会定例会 議論 about 2015年21会ビジョン(2014.12.05)
- 聖徳学園 「ジグソー法×ICT」授業(2014.11.07)
- 工学院 脱フレームイノベーション(2014.11.06)
最近のコメント