好き勝手学校選択論(2)
☆猫も杓子も「コミュニケーションが大事」であるという。就活でも企業がそういっていると。大学でもそうだ。
☆で、そのコミュニケーションとは何のことなのか。
☆意志の疎通、報連相のこと?その通り、これです。
☆たとえば、麻布やJGで思うことは、本当に聴きたいことがある場合、すぐに対話ができる。ものすごいフラットだ。
☆しかし、コミュニケーションに操作性が入ると、すぐにコミュニケーションは閉じる。
☆八雲学園も同じことがいえる。同学園が人気が高いのは、コミュニケーションが実に快適だ。
☆意思の疎通、報連相が実にスムーズである。しかし、事実としての情報の交換以上の本質的なものを必ずコミュニケートする。そこに世界観が広がっているのだ。
☆東京女子学園もそうだ。事実としての情報交換とそれ以上の本質的なものをやりとりできる。
☆本質的なものとは、世界の痛みと身近な痛みの共通性を探ること。身近な展望と世界の展望を重ね合わせられること。つまり世界観。これである。
☆コミュニケーションがうまくいかない学校は、本質だけが肥大化してしているか、事実としての情報交換以上でも以下でもないか。
☆前者は世界観が非現実化しファントム化している。後者は世界観はなく事務的なやりとり。
☆そうであるかないかは、広報の先生や広報のスタッフを見ていれば一目瞭然。ようこそ、ありがとうという本質的な世界観を伝えられない広報部隊を擁している学校がある。たいてい集まっていないし、早晩ダメになるだろう。
☆グローバルなコミュニケーションで、きちんと事実の情報交換ができないと、なにもできない。留学や海外研修旅行を実施している学校で、いつもここがスムーズにいっていない混乱している学校がある。
☆また、事実の情報交換はできてもそれ以上の本質的な情報交換ができないところがある。ネットワークが作れない学校。
☆ネットワークが作れないから、人が集まらないのは当然なのだ。
☆この海外ネットワークづくりで、ここ一年であっという間に多様なネトワークを形成できた富士見丘は、だから今後人が集まるだろう。
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