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2014中学受験【005】八雲学園の英語教育の先進性 ナンバー1のわけ

☆八雲学園の英語教育は、受験業界で評価が非常に高い。にもかかわらず、次のステップを構想中であると説明会で近藤校長先生は語る。そこで、その具体的方向性を八雲のリーダー的役割を果たしている先生方に聞いた。21会サイトに掲載したので、ご覧いただきたい。

八雲学園 英語教育も総合力へ(1)
八雲学園 英語教育も総合力へ(2)
八雲学園 英語教育も総合力へ(3)
八雲学園 英語教育も総合力へ(エピローグ)

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☆詳しくは、21会サイトに譲るが、実は八雲学園の英語教育は、ことごとく文科省の教育政策より前に実行されているということは確認しておきたい。

☆17年前に中学再会した時期は、まだ文科省は国際理解教育や英語を使った授業などを政策として打ち出していなかった。

☆また、八雲学園がカリフォルニア州のサンタバーバラや姉妹校のケイトスクールと交流して、コミュニティカレッジからUC系の大学へというグローバル進路指導の着想やエール大学との交流を仕掛けているときに、文科省はやっとグローバル人材育成というグローバル教育のビジョンを作成し始めた。

☆そして、平成24年度「国立教育政策研究所のプロジェクト研究調査報告」として「教育課程の編成に関する基礎的研究 報告書5」が出され、「社会の変化の主な動向等に着目しつつ、今後求められる資質や能力を効果的に育成する観点から、将来の教育課程の編成に寄与する選択肢や基礎的な資料を得る」ことを目的に、「21世紀型能力」の提案が出されたときには、八雲学園はすでに「感性教育」を実践していた。

☆その教育課程センターが発刊した報告書には、次のようなマルザーノの知のモデルが引用されている。

Marzano

☆従来は、知識の処理のレベルの一面しか論じられてこなかったが、しかもレベル4まででしか学習指導要領や入試問題は設定されてこなかったが、今後はレベル6までをカバーし、なおかつその知識の処理の分厚い背景として、情報・心的手続き・精神運動的手続きという3領域の存在を明らかにした。

☆つまり、知識の処理を情報という知性の領域だけで処理するのではなく、心的手続きという情操、精神運動的手続きという身体性の領域まで広め深めようとしている。(もっともこの3領域は、現段階では、教育課程センターは統合させる着想を明らかにしていない。むしろ今のところバラバラである)

☆言うまでもなく、心的手続き、精神運動的手続きの療育が、感性教育の領域である。

☆英語教育というツールとしての英語も、知性教育と感性教育の総合力を豊かにしていくわけである。八雲学園の英語教育は、それを目指してすでに実践してきた。

☆国際理解教育も先んじ、グローバル人材育成教育も先んじ、知性教育と感性教育の総合力としての21世紀型能力も先んじている。

☆なぜこのように八雲学園は先進的なのか?それは、ポリシー本位になると、実施されるまでに時間がかかり、いまここの生徒はその恩恵に浴せない。

☆子どもは時代を選べない。その時に生まれてきた子どものニーズをいまここで引き受ける八雲の気概でありウェルカムの精神がなせる業なのではあるまいか。

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