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2014中学受験【022】 新しい中学入試「思考力テスト」の3校に注目集まる背景

☆前回の続きであるが、この「思考力テスト」を行う学校は、受験生の人気も高い。3校とも、すでに受験業界で人気がでていると評価されているし、今後も行う「思考力セミナー」参加者も毎回50名は集まる。

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(聖学院高2日本史の授業。図書館×iPad×プロジェクト学習)

☆集まるのは当然なのだ。なぜなら、受験業界でいろいろな学校や塾が集まる機会も多いが、そんなとき、「思考力テスト」は手間暇かかるし、だいいちだれが作問するのかという嘆息があちらこちらで漏れるし、あんなのは思考力じゃないと批判も飛ぶ。

☆言い換えれば、そんな本物のテストやらないでよ~ということなのである。論より証拠、「思考力セミナー」を受けて、楽しい!などという反応になるのだ。それは、生徒の興味と関心を高める創意工夫をしているから、当然でもある。

☆それから、どうしてそういう作問ができるのかというと、ふだんの授業がそもそも楽しいのである。上記写真のように、実は3校とも、図書館機能の活用や司書教諭が大活躍している学校である。

☆そしてタブレットや電子ボードなどICT教育を着々と充実している。来年この様相はさらに一変するだろう。

☆しかし、何と言っても教材コンテンツの仕掛けの豊かさである。対話やプロジェクト学習を仕込むには、教材コンテンツとプログラムが緻密に計算されていなければならないが、そのグローバルモデルは、すでにブルーム型「タキソノミー」やIBのTOKにある。また司書教諭や司書の手法であるBIG6にある。3校はこの研究において先進的なのである。

☆この教材コンテンツとプログラムの創意工夫は、本物教育であればあるほど、あふれている。逆にこれがなくても成り立つのが塾・予備校である。入試問題があればそれでよいのである。

☆この後者の状況と同じ学校がある。そこはひたすら教師の個人業で成り立っている。その継承はかなり困難である。そういう学校は、成績の良い生徒を獲得する以外に生きる道はない。

☆在校生と同窓力の強さに憧れて入学するというのも学校選択の1つではあるが、本当にそこで選択している受験生は少ないだろう。

☆2015年、一気呵成に教育変動が起きる。受験生・保護者は未来を見据えたほうがよいと思う。未来に備えるのは、教育も例外ではない。

☆そうそうこの3校は、グローバルなレベルで英語教育にも相当力を入れているのは、説明するまでもないだろう。

☆そして工学院は、さらにサイエンス教育そのものにも。

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