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達成度テスト 灘中と大学の反応対照的

☆日本経済新聞2013/11/1 1:24 によると、

私立灘中・高校(神戸市)の和田孫博校長は「新テストの成績が1点刻みでなくなれば、各大学のアドミッションポリシー(入学者受け入れ方針)がより明確化する。大学ごとに特色が出てくるのではないか」と指摘した。

☆横浜国立大の溝口周二副学長は改革案に理解を示しつつも、採点手続き論で懸念を表明。マンパワーが少ないと。

☆法政大では志願者全体の3分の1にあたる約3万人の受験生が、大学入試センター試験だけで合否を決める入試枠を選んでいるから、この制度がなくなると、学生獲得戦略を変えねばならいと、マーケティングの立場から懸念。

☆東京都立桜修館中等教育学校(東京・目黒)の小林洋司校長は「大学入試を常に意識する高校生活になるのではないか」と懸念していると。進路を意識しない高校生は今でもいないと思うのだが・・・、ともあれそんな懸念をされている。

☆記事の取り上げ方が、灘中はポジティブな論点を、ほかはネガティブな論点を取り上げているが、一般的には、メリットとデメリットの両方をきちんと表明しているはずだ。

☆しかし、記事は、灘中の余裕な雰囲気と他の焦燥感漂う雰囲気を表現したかったのか、それともあくまで具体例で、いろいろな考え方があるよということを言いたかったのか。

☆教育関連記事は背景がほとんど書かれていないから、人が大事だ、教育が大事だという割には、市民に判断する材料を与えない。

☆B層が育つはずだ。。。

☆つまり、灘はA層。それ以外はB層の発言。B層の発言のほうが多いのは当然と言えば当然ではあるがA^^);。

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