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2014中学受験【033】 中学受験 豊洲で盛り上がる!

☆2020年東京オリンピック&パラリンピックで、豊洲に人口が集まり、小学校でイベントが出来ない状態になっているというのはニュースで頻繁に取り上げられている。豊洲の地にあるかえつ有明もまた人気が高い。

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(芝浦工大サイトから)

☆そして、2017年には、芝浦工大もまた豊洲に移転計画を予定している。当然、迎え撃つかえつ有明は、今猛然とさらなる教育の質の向上と、奇策を講じていることだろう。

☆一方、オリンピック前に移転する芝浦工大も教育の質ばかりか、移転をテコに新たな環境、新たなプログラムを着々と練ってかえつ有明の奇策を封じる教育プランを立案していることだろう。

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☆今のところ、クオリティスコア(QS)では、かえつ有明がわずかに高いが、QSが、2.1以上あれば、かなりイノベーティブな学校であるから、この違いは生徒募集でどちらが優位ということはない。

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(大学合格実績は20113年春の結果)

☆しかも、QSの差は、見た目の成果の違いによるものではなく、教育の質を測る世界標準のスコアの差である。国内でグローバル生活を望んでいる受験生層がまだまだ健在であるから、その層にとっては、この差よりもまだ国内標準の大学進学実績の方がわかりやすい。

☆したがって、現状では五分五分。4年後はハードパワーだけみると、おそらく芝浦工大の方が新しいから、軍配は芝浦工大にあがる可能性が高い。

☆しかし、その予想がつくだけに、かえつ有明の奇策は、生半ではないはず。いったいどんなことを講ずるのだろう。もしそれが、今わかるぐらいなら、たいした奇策ではない。ますますワクワクする。

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(地図はグーグルマップから)

☆それにしても、地図で見ると、両校の隣接度は高い。しかも8キロぐらい離れた両国には、来春から共学化する安田学園が位置している。また3校の中心には、中村中が位置している。

☆安田学園や中村中は、20世紀型教育の精度をあげる努力をして人気を維持しようという戦略だから、21世紀型教育を実践しているかえつ有明や芝浦工大とは、少し違う層がターゲット。

☆しかし、2018年に大学入試の改革が、良し悪しは別にして、グローバル人材育成路線の延長上に行われる可能性が大になってきた今、安田学園も中村も21世紀型教育にパラダイム変換しないと、交通便のおかげで、時空的壁を乗り越えて、迫りくる新開智や茗溪、土浦日本大学中等教育学校、そして何やら画策している渋谷教育学園グループに足元を救われるだろう。

☆それに現状では思いもよらぬ学校(ちょっと考えると、21世紀型教育のリソースのある学校がある)が一気呵成に攻めてくる可能性もある。

☆そんなことは百も承知だろうから、結果的に、お台場・銀座・浅草エリアは、21世紀型中学受験市場が活況を帯びることが予想される。

☆来春の中学受験は、このエリアの学校の動向を見逃せない。予兆が必ず始まるからである。

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