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2014中学受験【037】 続 併願戦略に緊急事態宣言です! 

☆以前描いた最適比較優位マップで併願をもう一度チェックしてみるのもよいかもしれない。ここにきて来年度の教育改革の見取り図ができている学校――海城のような――もでてきたので、マップは更新しておいた。

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①「子ども→ダブルディグリー取得可能な中高大→世界」

②「子ども→多様な留学経験ができる中高大→世界」

③「子ども→留学→世界」

④「子ども→グローバルな教養育成可能な中高大→世界」

⑤「子ども→GIL教育を実施している中高大→世界」

*GIL=global×innovation×liberal arts

☆上記のGGエリアは、「子ども→日本の(高偏差値)中高大→世界」という選択参照枠組みの領域である。

☆①、②、④、⑤は、他の3つの領域に濃淡はあるが、重なるが、①②④⑤が最も濃厚なエリアは言うまでもなくLL領域である。

☆特別枠の伝統主義の学校は、「子ども→学校独自の文化→独自のコネクションの世界」というユニークなエリアを形作っている。ただし、その独自のコネクションの絆が脆弱になっていくのが、これからのグローバル社会の運命。

☆新伝統主義をどのように構築するのか、そこは課題だろう。

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