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2014中学受験【040】 横浜エリアで期待できるカトリック校

☆クリスマスのシーズン。思わず神奈川エリアのカトリック校のサイトを眺めてみた。相変わらず変わらない。たしかに普遍的でよいのだが、世に光をもたらす神様のようなリーダーを育てる気概のあるワクワクするような本来的なカトリック校は、聖園女学院と湘南白百合、栄光学園。

☆実際、弱気を助け強きを挫く活動もしている。その活動を通して学ぶことが、大学進学実績の成功も収めるというカトリック文化が根付いている。

☆聖光学院、サレジオ学院は、現実を受け入れながらカトリック主義をなんとか伝えて行きたいのだといいながら、それはフェイクで、実際にはカトリック主義はどうでもよく、東大、医学部の進学実績を出すことが使命である。

☆受験生もそれをわかっている。それでも、神様に愛されているのであるから、愛すべき放蕩息子と言うことでよいのかもしれない。

☆しかし、ドン・ボスコなら、愛されるより愛しなさいという姿勢で臨んだだろうが。

☆とにかく、学校経営という点ではそれでよいのだろうが、聖書の中には、ユダもちゃんと役割をえているわけだから、主の想いが成就するには、これはこれでありなのだろう。

☆横浜雙葉は、前者のグループのようになりたいが、後者のグループにも引きずられ、そのジレンマはいつも同校を悩ませている。

☆しかし、神父やシスターで構成されているわけでないから、そのジレンマを解決するのは難しい。

☆アシジの聖フランシスコの演劇を鑑賞しても、マザーテレサの言葉に触れながらも、自分の心はハートフルになるが、他者に対してはどうも難しい。そんな悩みの声が聞こえてきそうだ。

☆しかし、それもまたよいのだ。ペテロでさえも鶏が鳴くまでに、三度イエスを知らないと言ったのだ。まして信者でもない教師が、ペテロ以上になる必要はない。

☆結局、ミサを捧げることさえあれば、カトリック校は、それで救済される。何せ、マザーテレサはめったに笑わない。イエスキリストも聖書の中で、笑っている箇所を探す方が難しい。

☆それほど、人間はひどすぎる。そのひどすぎる心をマザーをはじめとする聖人とイエスキリストが背負うのである。カトリック学校は存在することこそが奇跡だということだろう。

☆クリスマスにイエスの誕生を祝い、世の痛みの救いのミサを捧げましょう。もちろん、内なる教会で。カトリック学校がなかったら、教育においてこのようなことが言えないわけだ。やはり奇跡としか言いようがないではないか。

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