2014中学受験【042】 ついに始まる!文化学園大学杉並から教育のグローバリゼーション
☆まずは鈴木氏の大スクープ「文化学園大付属杉並 グローバル教育の未来を拓く(1)」を読まれたし。
☆今年、文化学園大学杉並のカリキュラムイノベーションを追ってきた。歴史的なカリキュラムイノベーションで、TPPに先駆けて動き出した日本とカナダのEPAの動きの中から生まれてきた成果。
☆たぶん、世間では何を言っているのかわからないだろう。それは現状行われているTPP交渉と同じ。フタを開けてみなければ、当事者以外はわからない話だからだ。
☆だから、「2014中学受験【035】 最重要! 文化学園大学杉並の新ダブルディプロマ教育の情報をキャッチしているか?!」などでも、全貌は見えないものの、来るぞ来るぞと構えていた。そして来た。
☆しかし、文化学園大学杉並のカナダのコロンビア州とのタフな交渉により、ついに従来の物流ではなくて、教育のグローバリゼーションが開かれたのである。
☆これはもちろん、国家や州、自治体が連携できるグローバル人材育成時代に突入したからこそなせる業だが、重要なことは、日本の私立学校が、両国とネゴシエーション、コーディネートをしたということ。
☆これは、グローバル英語ができる教師陣がいないと絶対にできない。業者に頼んでもできない。教頭青井先生(教科はもちろん英語)の奮闘ぶりが目に浮かぶ。
☆このBCカリキュラムは、今話題のIBとは違い、21世紀型スキルのグローバルコミュニティの動きとも連動していて、まさに21世紀型教育。つまりグローバル教育という新しいグローバル市民育成のための教育。
☆私たちは、文科省―教育委員会―学校という枠組みの中で、教育政策を考えざる得ないから、文科省がもってくる話しか見えない。つまりグ教育のグローバリゼーションはなかなか見えない。
☆もちろん、文科省は情報を流さないのではない。調べればわかることだし、FTAやEPA、TPPとのかねあいでダイナミックに動くから、ある程度おちついてから文科省は考える。
☆ただし、リサーチはすでにしており、報告書もPDFで入手できるようになっていて、カナダを含むグローバル教育については、次期学習指導要領改訂のための資料としているのも確か。
☆とにもかくにも、Web2.0からはじまって政府2.0、国家2.0など政治・経済・教育・文化のパラダイムは大きく変わろうとしている。この話は、すでにIT産業や現代思想産業では、織り込み済みで、教育2.0の話も当然でてくるだろう。
☆その先駆けが今回の文化学園大学杉並の動き。枕が長くなったが、この動きの具体的な展開は、海外帰国生教育研究家の鈴木氏がスクープしたので、ご覧いただきたい。
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