2014中学受験【047】 麻布の近況 みなさん思い切り迷ってください。
☆サイトに入ると、必ず図書館発行の広報誌「衣錦尚絅(いきんしょうけい)」を見るが、本当によく毎月休まず発行するなあと感心してしまう。
☆毎月新刊本これほど大量に購入するのかと驚くが、それ以上に巻頭の同校教師による図書紹介がすごい。
☆今回も自分の友人の本を紹介しつつ、著者から次のようなメッセージまでもらっている。
私は中高時代、国語が大の苦手でした。本にも全く興味がなく、一切読みませんでした。そんな自分が、いまは文章を書くことを仕事としています。人生何がどう転がるかわかりません。みなさん、思い切り迷ってください。悩んでください。そして思い切って動いてみてください。自分の本が、もし何かのヒントやきっかけになればうれしいです。
☆この知のネットワークが1800人に配信される。基本麻布の生徒は本は好きだし、書くのも好きだから、この知のネットワークのどこかの格子点には自分とのつながりを見つけるだろう。何せ毎月知のネットワークが配信されるわけだから。
☆今書くのも好きだと言ったが、何も日本語ばかりではない。「麻布の近況」のページを見ると、東京工業大学・大阪大学が主催するスーパーコンピューティングコンテスト「SuperCon」 で、予選を突破し本選において2位に選ばれ、かつ優れたアルゴリズムやプログラムを作成したチームに贈られる学会奨励賞を受賞した記事が掲載されていた。
☆プログラミングもデザインするのだ。アウトプットするとかいっても半端じゃない。編集側、創作側に立って学ぶ姿勢は、他校ではなかなか見ることができない。
☆「国際交流」のページでは、シンガポールやカナダからの留学生と交流している姿が掲載されているが、何気ないけれど自然体で大切な議論もしている。これは学力が高いとかそうでないとかという問題ではない。
☆コミュニケーションの行為の質の問題。麻布の生徒は、海外の生徒とコミュニケーションが必要だと思ったら、英語力も自分でつけるけれど、それよりも互いの国の文化や生活などを具体的に調べる力がある。
☆コミュニケーションのテーマをシェアしようという能力も、他校ではみられないほど高い。
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