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2014中学受験【050】 土浦日本大学中等教育学校 中学入試始まる

☆本日15日(日)、土浦日本大学中等教育学校の推薦入試が始まった。中学受験市場の縮小化が始まり、一方で教育の質の競争に移行している中、同校の教育の質の評価は高い。募集も善戦していると聞き及ぶ。

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☆特に、一期生の活躍の情報も入るようになった最近では、その真価発揮にますます注目を浴びるようになるだろう。

☆たとえば、一期生の渡邉真弓さんのデザイン作品が、若手デザイナーの登竜門である”ジュニア・デザイナー・アワード2013”において若手から絶大な人気を誇る、ダンボール・アートの第一人者でもある日比野克彦さんより”日比野克彦賞”を受賞したというニュースが、同校サイトに掲載されている。

☆当時を思い出して、美術科の松本真一先生はこう語っている。

渡邊さんは在学中よりデザインの世界に大変興味を持っており,オープンハウスや海外研修のパンフレットなどは自分から進んでデザインを担当していました。しかも,その頃からパソコンを使っての表現に積極的に取り組んでいた印象があります。もちろん,美術の授業の課題作品でも,その個性を生かしてほとんどの作品で参考作品になっていました。

その後,日本大学芸術学部デザイン学科に推薦で入学してからは,水を得た魚のように大学生活を楽しんでおり,よく大学でこんな作品を作りましたと報告をしてくれました。よほど,日本大学芸術学部の環境が本人には合っていたようで,今回の作品は芸術学部の特徴でもある学科を飛び越えた交流(演劇学科,音楽学科)が実を結んだ作品になっています。これはデザインの枠を超え,総合芸術作品としても大変価値のあるものだと思います。

☆この松本先生の語りには、土浦日本大学中等教育学校の教育の質すべてが集約されている。分析してみよう。

①デザインの世界に大変興味を持っており,オープンハウスや海外研修のパンフレットなどは自分から進んでデザインを担当していました。→アクティブ、グローバル教育、自立

②その頃からパソコンを使っての表現に積極的に取り組んでいた→生徒全員がノートパソコンを配布されている

③美術の授業の課題作品でも,その個性を生かして→個性を大切

④よく大学でこんな作品を作りましたと報告をしてくれました→青春の拠点、同窓力

⑤学科を飛び越えた交流(演劇学科,音楽学科)が実を結んだ作品になっています。これはデザインの枠を超え,総合芸術作品としても大変価値のある→既成の価値観を変えてゆくクリエイティブティ。つまりリベラルアーツ。

☆渡邉さんのように活躍する一期生の姿をたくさん目にすることができるだろう。それが同窓力を強め、同校志望者も増えていくに違いない。今年の夏インタビューした一期生の様子は、次の記事をご覧いただきたい。

→土浦日大中等教育学校 OG(1期生)座談会から見える先進性

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