2014中学受験【051】 かえつ有明 帰国生A-2入試
☆このクラスのレベルは相当高い。中学入試の方は、英語試験の難易度は英検 2級~準1級程度に設定。高校入試の方は、英検 準1級~1級程度に設定されている。
☆どのくらい高いかと言うと、今文科省が英語に力を入れようとして、13日、国際社会で活躍できる人材の育成に向けた「英語教育改革実施計画」を発表したばかりだが、それによると、
☆中学校での生徒の目標となる達成レベルを英検「3級程度」から「準2級程度」に引き上げ、高校も卒業時に「英検2級か準1級程度」の力が身につくことを目標とするという。
☆そして、中高の全英語教員に英検準1級や英語能力テスト「TOEFL」の受験を促すという。
☆つまり、かえつ有明のHonors Classの生徒は、中1段階で、文科省の高校卒業時の目標、および英語教師の能力をクリアしているメンバーなのである。
☆とはいっても、この同校の入試は今始まったわけではなく、ずっとそうだったわけである。今回の「英語教育改革実施計画」を見て、そのパワーに改めて驚いているわけであるが、このグローバル教育が、学内に相乗効果を生み出してきたのはどうやら明らか。
☆たしかに大量の帰国生の受け入れ体制が整っているところは人気も高いし、教育パワーもある。ただし、ここで教育パワーとしたのは、質の違いはあるということに注意してほしいから。
☆どういうことかというと、かえつ有明のように、帰国生の経験値を活かす教育か、帰国生の大学合格力を利用する教育かの違いがあることに注意されたしということなのだ。
☆今後、かえつ有明のように帰国生の経験値を活かし続ける環境のあるところが、帰国生に選択されるのは明らかであろう。
| 固定リンク
「中学入試」カテゴリの記事
- 2019年中学入試の新フレーム(184) キャリアガイダンスは必読!聖光学院の取り組みをきっかけに考える。(2018.07.14)
- 2019年中学入試の新フレーム(179) 大きく動き出したグローバル2.0へのリフォーム(2018.07.12)
- 【首都圏模試保護者会レジュメ】2018年7月1日(了)学校個別情報(2018.06.30)
- 【首都圏模試保護者会レジュメ】2018年7月1日③併願情報(2018.06.30)
- 【首都圏模試保護者会レジュメ】2018年7月1日②「成績表」×「解答解説」=戦略×戦術(2018.06.30)
最近のコメント