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理想主義が失望をもたらす? グローバル人材育成とは?

☆東洋経済オンライン 12月8日(日)8時0分配信 には、興味深い記事が載っている。≪ケネディの「亡霊」に取りつかれたオバマ≫がそれだ。

☆この記事にあるように、オバマ大統領が、ケネディ大統領でピークになった米国の威厳を取り戻そうとしているかどうかは、わからない。

☆むしろ自由を大義に戦うのをできるだけやめたいという方向性なのではないかと思うが、それも理想主義であるならば、たしかに理想主義がケネディ同様、米国の威厳を損なっているのかもしれない。

世界で自由のために戦うという米国が掲げた使命に対する熱意は、特に米国においてベトナム戦争の流血によって傷ついた。推定200万人のベトナム人が、結局のところ彼らを解放することのなかったこの戦争で命を落とした。・・・・・・08年に米国民がオバマ大統領を選出した理由の一つは、米国の理想主義が再び数百万人の死と難民化につながったからだ。今や米国の政治家が自由について語れば、人々の脳裏には空爆、拷問部屋、そして致死的な無人機の持続的な脅威が浮かぶ。・・・・・・が、主たる問題はオバマ大統領ではない。それは、世界における米国の「特別な」役割に対する間違った信念だ。この信念は不要な戦争を推し進めるのに何度も悪用されてきた。理想主義を掲げて、米国民だけでなく世界のほかの国々も米国に過剰な期待をしてきた。そして、こうした期待は失望で終わるのである。

☆しかし、何より興味深いのは、自由のために戦う大義という理想主義も、自由のために戦わない理想主義も、間違った信念ではないかと落ち着く思想のフレームがちらついていることだ。

☆何を言いたいかというと、理想主義は確かに間違った信念であることもあろう。むしろ理想は未だ実現されていないから、試行錯誤の段階で、軌道修正が数多く存在するのは当たり前だろう。

☆しかし、そうならない枠組みなのである。

☆ケネディやオバマほどの逸材の理想主義は、いずれも間違った信念である。ではどういう信念が正しいのか?ケネディでもオバマでも間違ったのだから、正しい信念などない。したがって、理想主義は掲げてはならないという結論を導く枠組みである。

☆理性も感性も、現実を逸脱する。だからリアルな論理に徹しよと。グローバル人材育成の時代に突入した今、理想主義の危うさを前面に出す空気が漂い始めている。

☆しかし、信念なき論理が怪物を生み出してきた歴史にも学ばねばならない。

☆自由を大義に戦えば、個人主義が金融バブルを生み出し、はじけさせててきた。自由を大義に戦わなければ、全体主義の自由を生み出し、結局戦争を引き起こしてきた。

☆では、自由を捨ててしまうのか?それが最強に恐ろしいのではないか。

☆グローバル人材に求められるミッションや生き様は、未だ誰も解いていない。

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