東北大 入学前米国留学
☆朝日新聞2013年12月7日23時16分 によると、
東北大学は来春、入学直前の高校生を米国の大学に留学させる「入学前海外研修」を始めることにし、参加者の募集を始めた。海外で活躍できる人材を育てる取り組みの一環。国立大学では初めてという。
東北大によると、ことし実施したAO入試2期(文学部、理学部、工学部)や推薦入試(農学部)などで合格した高校生が対象だ。15人を来年3月に2週間ほど、米国のカリフォルニア大リバーサイド校に留学させる。
☆費用は渡航費や宿泊費などを含めて約30万~35万円で、東北大が7万円程度を支援する予定だという。
☆よいことではあるが、首都圏の私立中高一貫校であれば、すでにこれ以上の経験を積んでいる生徒はたくさんいるし、帰国生入試を行っているところでは、一つの高校で一クラスサイズの海外経験者がいる。
☆良し悪しはあるだろうが、首都圏の私立学校と国内大学の教育のギャップが大きすぎる。これは高大連携の話がうまくいかないはずだ。
☆そして、私立中高一貫校を公立のいわゆるナンバースクールと比較してしまう教育関連情報誌の編集者の目の付け所がズレてしまうのもしかたがない。
☆ただ、国家主義の風が吹きはじめているので、この違いを冷静に眺め判断できる政治家や見識者がいることを希求する。何やら怖い足音が聞こえるのは気のせいだろうか。
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