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2014中学受験【134】 今週の千葉・茨城エリア

☆今日から31日までの千葉・茨城エリアの中学入試で、勢いのある学校は次の一覧の4校。いずれの入試の生徒募集も前年対比は好調な学校グループ。

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☆いずれも特色ある学校ばかりで、それぞれの選択者の嗜好性がはっきりしている。

☆茗溪は、私立筑波大附属中高といった感じである。茗溪会が創設した学園で、国のリソースをほしいままに使って教育ができる贅沢な学校。もともと東京教育大学の流れで、今の知識偏重、偏差値主義教育の流れを食い止めることができなかった責任を感じ創設された。だから、国際教育や体験教育、科学立国を目指す日本をサポートするための人材を輩出するための科学教育が盛んである。

☆土浦日本大学中等教育学校は、日大開祖である山田顕義(吉田松陰の最年少門下生)のダイナミックな世界主義をベースにしたグローバル教育、イノベーション教育、リベラルアーツ教育の総合力の高いレベルが特徴。山田顕義自身は、政府の要職につきながら、富国強兵路線をなんとか回避しようとした≪私学の系譜≫直系。茗溪が私学でありながら≪官学の系譜≫の流れにあるのとは好対照。

☆江戸川学園取手は、道徳や多様な教育を実践。しかし、それはベースではなく、教育活動の要素。ベースは東大、医学部を目指す受験指導の徹底。受験指導重点主義の学校というわかりやすさが特徴。

☆麗澤は、道徳主義の学校。ただ国家道徳ではなく、カントを中心とするヨーロッパ近代哲学に依拠する。近代哲学をどのように越境できるかに焦点があてられている現代思想とは違う正統派ではあるが、21世紀のビジョンに近代哲学をどのようになじませるのか。グローバル人材育成は、同校の精神の不易流行の探究いかんにかかっている。

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