2014中学受験【143】 中学受験市場が支持するゾーンに変化
☆そして、その路線を先行的に積み上げてきた度合いによって、中高一貫校のゾーンを4つに分類してきた。
☆2014年1月29日現在で、上記の図で、1回めの入試の出願数が前年を上回っている学校の割合を、ゾーンごとに出してみた。
☆すると、グローバル教育とイノベーション教育の両方にリベラルアーツが内包されている教育を行っているLLゾーンが好調であることが判明。
☆そして、伝統教養主義の別格ゾーンは、まだまだ健在。私学らしいブランド力を支えるファン層がいるということは頼もしい。
☆全ての学校を振り分けたわけではないが、LLゾーンに入る学校はほぼ出揃っているので割合は変わらない。一方、他のゾーンはまだまだ学校数を増やすことができる。しかし、加われば加わるほど、その割合は低くなる。
☆中学受験市場は、グローバル、イノベーション、リベラルアーツの三拍子≪GIL≫が揃っている学校を支持するように変容したとみなしていよいだろう。
☆併願校は、2月2日以降、直前になっても変わる。時代の声に耳を傾けてみる価値はあるのではないか。
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